こんにちは、あられ(@n0riarare)です。
今回は珍しく、キューバでハバナからバラデロに行こうと思う旅人の方の全員に教えてあげたい有用な耳寄り情報です。(いつもブログを読んでる方へ。残念ながら今回はポン子は踊りません、ただのバス情報です。)
キューバ旅で楽しみだったのが、ハバナの街とはまた違った、バラデロのビーチリゾート。
何やら三つ星以上のホテルが想像以上に安くて、オールインクルーシブというシステムによってプライベートビーチがあり飲み食べ放題だとか。
そんな噂に惹かれて行ってみることにしました。
ハバナからの行き方を色んな人のブログで調べまくったのですが、日本人のブログで紹介されてるのが、
①バス停まで行ってviazurのバスで行く方法
②タクシーで行く方法
とほとんどこの2つしか見当たりませんでした。
で、私がとった方法は
③ハバナのホテルからバラデロのホテルまで直接行くtransturのバスで行く方法
ちなみにこのバスには1人も他に日本人は乗っていなかったものの、絶対便利で楽ちんなので、今回はこの方法を紹介したいと思います。
その前に定番の①②の行き方もまずはご紹介。
定番の行き方①バス停まで行ってviazurのバスに乗る
ハバナからバラデロまで、バックパッカーのブログでよく紹介されてるのがこの方法。
バス停までタクシーで行って、viazurのバスに乗ってバラデロのバス停へ。それからタクシーで各ホテルに向かう方法。
- ハバナ〜ハバナのバス停までタクシー:5〜10cucくらい
- ハバナバス停〜バラデロバス停:10cuc
- バラデロバス停〜バラデロのホテル:15cuc
合計30〜35cuc
ハバナのバス停からバラデロのバス停まで安くで行けるオススメの方法!と書かれていますが、
- バス停までタクシーで行かないといけないこと
- バラデロに着いてもバス停からホテルまでタクシーで行かないといけないこと
この2つがマイナスポイントだと思います。
定番の方法②タクシーで行く
どんな場所でも一番便利なのは結局タクシー。
タクシー代がおそらく1台100cucくらい。
2人で乗れば1人50cuc、4人で25cucが相場。
1人旅や少人数の旅なら割高になるのがマイナスポイントと言えます。(お金に余裕のある方はタクシーでいいと思います。)
ちなみに、私たちもバラデロからハバナへの帰りは、バスの時間があまり希望する時間帯ではなかったのでポン子と2人でタクシーでハバナまで帰ってきました。
バラデロのホテルでタクシーをシェアする人がいないか色々声をかけてみたものの、他にいなかったので結局2人で乗り、1人50cucでした。もしも、他にシェアしてくれる人がいれば、タクシーでもお得かもしれません。
③transturのConectando busで行く方法がベストな理由
私が見つけた方法はハバナの旧市街地のホテルからバラデロのホテルまでドアtoドアで運んでくれるtransturのコネクタンドバス。
この情報を見つけた時は小躍りしました。
楽チンでオススメなのが以下の点です。
- バス停まで移動しなくてもいい
- バラデロのホテルまで連れて行ってくれる
- 全部で1人18cucで結局一番安い
①のviazurのバスはバス停まで行く手間やお金がかかります。時間も余裕を持っていかないといけないのが大変。
③のtransturは、オールドハバナのカサに泊まっている人も、歩いて、オビスポ通りの東のオライリー通りの端、カテドラルの近くの「Hotel Santa Isabel」のフロントに9:40に行けばバスが来て、それに乗れば、バラデロに向かってくれます。
12時過ぎにはバラデロに着いて、各ホテルを順番に回ってくれます。12:30頃には私たちの予約した「Blau varadero Hotel」の玄関に到着。
しめて18cuc。
しかもネット予約していたので、紙一枚(スマホの画面でも大丈夫)でOK。
タクシーと同じくらいの楽チン度です。
日本人は乗っていないものの、欧米のバックパッカーが結構乗っているバスの車内。一人一人が、この方法が一番楽で安いと知っている情報強者のような顔に見えてきます。
1日に1本しかないので、行きしか利用しませんでしたが、ハバナ9:40発バラデロ12:30着は、使える時間帯だと思うのでオススメです!
オンラインチケットの取り方
オンライン予約は、以下のサイトからしました。私は2つ目のExcelencias Travelという旅行会社経由で取りました。理由は、Transturから直接予約するよりも安かったからです。不安ならtransturから予約するといいと思います。
あオンラインで予約しクレジットカードで支払い、メールでチケットが添付されてきます。
当日のバスに乗れるまではじゃっかん、大丈夫だろうかと不安でしたが、ちゃんとバスに乗れたので安心してください。
ピックアップ場所について
ハバナでのピックアップ場所はゾーン1〜3に分かれています。新市街の西側から拾っていって、オールドハバナの東まで回るルートです。
ゾーン1は、新市街の西の端。ミラマールなどの高級ホテルゾーン。
ゾーン2は、新市街のホテルナシオナルなどマレコン通り沿い周辺。
ゾーン3は、Inglaterraホテルやサラトガなどカピトリオ周辺からオライリー通りの東のSanta Isabelホテル周辺。ただし、今は道路工事中などの理由で、Santa IsabelホテルかArmadores Santander ホテル周辺のホテルの人はどちらかに集まってほしいとのこと。
オールドハバナにいる人はSanta Isabel Hotelまで歩こう
オライリー通りのボテギータデルメディオ近くのカサに泊まっていたので、ホテル・サンタ・イザベルまで徒歩で3分くらいで行けました。
サンタ・イザベルホテルの正面玄関前はとてもバスが入れるような道ではないため不安になり、裏の海沿いの車道に様子を見に行くと、バスやタクシーがジャンジャン通っている…。
ホテルのフロントに聞くと「そんなバス知らない」という反応。
ドアマンに聞くと「ロビーで待ってたらいいよ」と優しい。
チケットにバスの時間は9時と書かれているのに今は9:20。
ここで大丈夫かな?と思い、ポン子に正面玄関、私は車道に立ち、バスを待つ作戦にしました。
しかし、朝だけど暑いこと、スペイン語の分からないポン子に正面玄関で1人にさせて大丈夫か不安ということもあり、近くにいるキューバ人のおじさんに、
「バラデロ行きのバスが来たら教えて!ホテルの中で待ってるから!」と伝言。
毎日そこにいるというおじさんは、
「大丈夫や。バラデロ行きのバスがここに止まるし、女の添乗員さんがホテルのロビーまで迎えに来ているのを毎日見ているから。だけど、タクシーで行くなら知り合いを紹介するよ。」と。
うーん。最後の言葉がなかったらおじさんが100%信頼できるんやけどなぁ…と一抹の不安を抱きつつホテルのロビーへ戻ろうとするとポン子がやってきました。
ドアマンにバスのチケットはあるのか聞かれ、「ないよ」と答え「それじゃ乗れないぞ」と言われて不安になった模様。
いやいや、チケット持ってるから!ネットで予約してポン子からもお金もらったし、紙のチケットも全部渡してるやろうに…。
不安からポン子を怒っちゃいけないよ私。
そう言い聞かせ、気を沈めて、一緒にロビーへ戻りました。
チケットがあると理解したポン子は安心してトイレタイムへ。
その間、サンタ・イザベルホテルのロビーにあるバルでチキンサンドイッチを頼み、半分に切ってもらい、ポン子と私のバスでの朝食に。
9:40に無事にバスも来て(チケットの時間が間違えていて9:40が正しいらしい)、女の添乗員さんがちゃんとロビーに迎えに来てくれ、おじさんに「良かったな!」という目配せをもらいながらバスに乗り込みました。
ちなみに、サンタ・イザベルホテルのフロント横のバルで買ったチキンサンドイッチが、キューバで食べた物の中で一番美味しかった!ガーリックのきいたチキンソテーが最高。
transturのバスとセットでオススメしたいです。
途中、ラム酒工場横のバルでピニャコラーダ
バスは3時間弱でバラデロに着くのですが、途中、ラム酒工場が立ち並ぶ町を走ります。
ポン子は眠っていたので見ていないラム酒工場の景色。
ラム酒工場が横にある休憩所に立ち寄りました。
やはりどこにでもある音楽。
ラム酒工場横のバルではみんなピニャコラーダを飲んでいるので私たちも注文しました。
美味しすぎる。
バス酔いを恐れて、ラム酒工場横なのにラム酒抜きのピニャコラーダを頼む私たちの異常さには目をつぶって。
他人のココナッツジュースとハバナクラブと
ポストカードを買い、ポン子のトイレタイムも確保できて安心の休憩タイム30分。
バスでポン子がもう一眠りしたら12:40に我々のHotel Blau Varadero の玄関に到着。
バス停まで移動したり、バス停で降ろされてまた移動したりするのも一切なくドアトゥドアの楽チン移動でしめて18cuc+ピニャコラーダでした。
バラデロに着いた私たち。
ブラウバラデロホテルのスケールの大きさにビビりつつ。
オールインクルーシブを片っ端からオール利用してやる…と意気込む貧乏性な私と、
8時起きで、バスで散々寝続けて、ホテルに着いてもなおまだ眠そうにしているポン子と。
どうなる、バラデロ?!
続く