アラフォー女バックパッカーの無敵の旅の話

働きながら、少ない給料と有給休暇をフルに使って旅をしている勝手気ままな女の旅の話。旅で撮った写真もはさみつ

【キューバ旅⑤】ブエナビスタソシアルクラブを生で聴いて熱い夜をinハバナ(観光編その3)〜Hotel de Nacional Salon1930〜

こんにちは、あられ(@n0riarare)です。

キューバから帰ってきて、すぐに心をキューバに戻してくれるのは、Buena Vista Social Club の曲です。

アルバムの1曲目のchan chanを聞くだけで、もうあのオビスポ通りや、ハバナの街に戻れてしまう魔法にかかります。

しばらくボヘミアンラプソディーの影響でクイーンばかり聞いてましたが、またchan chanを聞いてブログを書くことにします。

勝手にキューバ旅のおさらい

キューバ旅のブログはこちらです。

ハバナ観光で1睡眠3ダンスをこなすポン子って誰?

私たちの弾丸ハバナ満喫プランはこんな感じ

①オライリー通り・オビスポ通りをブラブラ

②中央公園から二階建てツアーバスに乗る

③マレコン通り→革命広場→新市街を巡回し戻る

④オビスポ通りでロブスターランチ

⑤革命博物館

⑥クラシックカータクシーで向こう岸へ

⑦チェ邸宅→カバーニャ要塞→ゲバラ博物館

⑧カサに戻ってコーヒータイム

⑨ブエナビスタソシアルクラブのディナー付きライブ

今回は⑨からです。

⑨Buena vista social clubを聞きに行こう

キューバの旅を思い出すには「ブエナビスタソシアルクラブ」の音楽ですが、旅の前の予習も必ず聴くべきです。

これはキューバへ旅する人は絶対です。

街を歩けばあちこちから聞こえてくる生演奏ですが、8割がブエナビスタ。

その9割5分がchan chanかcandela。

chan chanだけ聴き込んでから上陸しても十分楽しめるかもしれないハバナの街。

https://www.instagram.com/p/BrFyYeeng98/

写真をクリックするとinstagram の動画が再生されます↑Chan Chan /Buena Vista Social Club♫El cariño que te tengoNo te lo puedo negarSe me sale la babitaYo no lo puedo evitarDe Alto Cedro voy para Marcané, llego a Cueto voy para MayaríDe Alto Cedro voy para Marcané, llego a Cueto voy para Mayarí♫キューバでこの曲を聴かない日は1日もなかった。♫パラマカネ#君への恋心は否定できない っていう歌詞

20年前に公開された映画と、2018年に公開されたその続編のアディオスも見て、憧れを募らせてからのハバナ入りがベストです。

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(西: Buena Vista Social Club)は、アメリカのギタリスト、ライ・クーダーとキューバの老ミュージシャンらで結成されたバンド。

とWikipediaに書かれているようにキューバの老ミュージシャンの集まりなのでご存命の方も少なくなっている今、なんと、当時のオリジナルメンバーも参加したコンサートがハバナで見られるとの情報を見つけました。

さっそく現地のホームページをチェックして調べてなんとか漕ぎ着けました。

ハバナの夜はキューバ音楽を聴きながらディナーを

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ブエナビスタソシアルクラブのコンサートは、マレコン通りを西に進んだキューバの新市街地ベラード地区にある「Hotel Nacional de Cuba」にある「Salon1930」で火曜と土曜だけ行われています。

  • 20:30開場 21:30開演 〜23:30頃終演
  • コンサートのみ:25cuc
  • ディナー付き:50cuc
  • ホテルのツアーデスクで直前に買えました
  • クレジットカード使えます
  • ドレスコードあり ちょっといい服
  • 冷房が効きすぎてるので上着必須!

Hotel Nacional de Cubaへの行き方

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会場のある「ホテル・ナシオナル・デ・クーバ」まではタクシーで10分。

片道15cucくらいでした。ツアーバスのT1ルートでも通りますが、バスは夕方18時までなので、旧市街からブエナビスタソシアルクラブのコンサートに行く場合はタクシーにのるのがベストです。

綺麗で格調高いホテルなので、早く行って海を見ながら外のバーでモヒートを飲むのも気持ち良さそうです。私たちはぎりぎりにいったので、20時を過ぎ真っ暗で海は見えませんでしたが、気持ち良いスペースでした。
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また、色んな有名人がここに泊まって、ここのレストランで何を飲み食いしたかが書かれた一覧表も貼ってある(有名人にプライバシーはないらしい)ので、それを眺めるのもいい時間つぶしになります。

チケットの買い方

ホテルのホームページからオンラインでチケットを買えますが、私たちはぎりぎりで決めたので、現地でホテルまで行って買うことにしました。

ホテルに入ったら、コンシェルジュに

「ドンデスタ・ブエナビスタ、チケット?」という片言のスペイン語で聞いてみると、ツアーデスクを教えてもらえました。

そこで、今日のチケットが欲しいと言えば、すぐに買えます。

おそらくですが、毎週火・土と行われていてホテルの宿泊客とツアー客がメインで、超満員になることはなさそうなので、個人旅行なら、当日に行っても席は余裕で買えそうです。

満員になっても、数人なら適当に座席を増やせそうな広いスペースでした。

私たちは、あまり味に期待できないらしいディナー付きのチケットを購入。

  • コンサートのみ:25cuc(2500円くらい)
  • ディナー付き:50cuc(5000円くらい)

おそらく、ディナー付きの席の方が前方のいい席を用意してくれている雰囲気です。

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ステージはこんな感じ。

冷房が寒すぎる&ディナーは大忙し

20:30から開場して着席。

ウェルカムモヒートを飲みながら、料理がコースで出てきます。なまものが食べられない私は、サーモンのカルパッチョをお断りするとフルーツの盛り合わせを出してもらえました。

ラッキー。

これは声を大にして警告したいのが、冷房が強すぎて凍えるくらい寒いこと。

ショーが始まるまで寒い寒いと言い続け、ウェイターにも「Frío 寒い」と言ったり「ブランケットちょうだい」と言ったりしたもののブランケットはもらえず、常に腕をさすりながら背中を丸めていました。

キューバで一番気温の低い場所はホテルナシオナルのSalon1930だと思います。

カーディガン(いやダウンジャケット)は必ず持って行くようにしてください!

おそらく21:30からショーが始まるらしく、落ち着かないからそれまでに全部食べてしまってコンサートに集中したかったのですが、なかなかメインがやってこない。結局、肉の途中でショー開始。気もそぞろでデザートのプリンを大急ぎで食べました。

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圧巻のブエナビスタソシアルクラブとダンスと!

21:30からショータイム。

ダンスのペアがchan chanに合わせて踊り出します、キレのあるダンス。昼間にレストランで見たものとまた違う迫力。
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演奏も歌もカッコいい。

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どうやら赤いスーツのおじいさんがブエナビスタソシアルクラブの生き残りのメンバーらしく、周囲の人たちから一目置かれている様子。

ヨロヨロしつつも、踊る時はバシッと魅せるおじいさん。
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こちらのトランペットの人も何かしら有名なミュージシャンらしく、この方も、オーディエンスを沸かせ、一目置かれていました。
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あとは、和田アキ子みたいな貫禄ある赤いドレスの歌手が出てきたり、

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肩出しセクシードレスのジェニファー・ハドソンみたいな歌手が出てきたり、

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トランペットを使った小芝居のようなちょっとしたショートコントもあり。何人かがトランペットを吹こうとして「結局お前が吹くんかいっ」みたいなストーリー。

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最後は全員出てきてもう大合唱&ダンス。大盛り上がりの2時間です。
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赤いスーツのおじいさんも頑張っていました

フィナーレはみんなでダンスタイム!

出演メンバー勢揃いで盛り上がって、終了かと思いきや、お客さんを選んで踊りをレクチャーして一緒に踊り始めます。

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この女の子、素人とは思えない飲み込みの早さ。この国に生まれたら、腰つきがもう小さい頃から仕上がってしまってるのかな。

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後で気づいたのは、この女の子は青い服のダンサーの娘さんのようでした。母のダンスを見よう見まねで完コピ出来ているようです。

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ダンサーとして女の子のレベルの高さに思わずポン子もブラボー!と拍手。

そして、観客全員が立って集まるように言われ、私たちも立ち上がります。

みんなぞろぞろと集まってから、音楽に合わせて振り付けのレクチャー開始。

ポン子、本日最後の3ダンス目。

全員なので私も参加です。

手を挙げたり、右にステップ、左にステップ、ターン、など、ダンサーの振りに合わせて観客全員が踊ります。もう私にとってはハード過ぎてハァハァ、ゼェゼェ。

しかし、楽しくて常に笑っている我々。

ポン子も楽しそうに完璧なダンスをこなしている。

「最高やな!」

「足がもつれる」

「楽し過ぎる!」

「しんどい」

私とポン子で言葉の表現は違うものの、同じ楽しさを全身で感じながら、フィナーレ。

メンバーの一員のような気すらする充実感。

冷房で寒過ぎて震えていたはずのSalon1930内も、熱気で汗だく。

 

ポン子のハバナ初日は無事、

1睡眠3ダンスで終了。

私のダンサーと旅するハバナ編も興奮に包まれて終了。

深夜にタクシーで帰り、

私はさっさと寝て、

ポン子はゆっくりシャワータイムで、

翌朝、カリブ海リゾートのバラデロへ向かいます。

これを読んだキューバを旅する人へ。

ブエナビスタソシアルクラブのコンサートでぜひハバナの熱い夜を過ごしてみてはいかが?

 

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