こんにちは、あられ(@n0riarare)です。
バラデロでの1泊2日、厳密に言うと24時間程度の滞在は、盛りだくさんでした。
本来ビーチリゾートのリゾートホテルって、数日〜1週間くらいのんびりする滞在型旅行向きなのでしょうが、私たちは24時間のみ。
その24時間を私はフルスロットルでエンジョイしました。
ポン子は?と言うと…ほぼほぼ眠りの中。
オールインクルーシブとは、ホテルの宿泊料金を支払えば、あとは何したって無料のシステム!食べたり飲んだりプログラムに参加したり。何から何まで、腕にホテルのリストバンドをつけた選ばれし者だけが楽しめる楽園。
最高です。
しかもキューバ、バラデロのホテルは5000円台〜あるという。微妙にランク上げて1人7000円台のホテル、ブラウバラデロを選びました。
そんな私たちのビーチリゾート1泊2日の両極端な楽しみ方(ほぼ日記)をご紹介していきます。
- 勝手にキューバ旅のおさらい
- チェックイン!たくさんあるプログラム
- プライベートビーチ&プール
- ビュッフェはいつでも食べ放題
- スペイン語レッスンで叱られるポン子
- プールと海で泳ぎまくり
- 本気のビーチバレー大会アジア代表
- リラックス滞在型ポン子は…
- サルサダンスレッスンでの松岡
- ディナーはイタリアンのコース料理
勝手にキューバ旅のおさらい
キューバ旅のブログはこちらです。
旅の相棒ダンサーポン子って誰?
チェックイン!たくさんあるプログラム
12:40
ホテル到着。チェックインは16時なので部屋にはまだ入れませんが、サービスは自由に使っていいとのことで、フェス風のリストバンドを装着しホテル内を探索。
毎日行われている様々なプログラムをチェック。
朝の太極拳やヨガ、14:30からのスペイン語レッスン、18:30からのサルサダンスレッスンに参加してみようと2人で盛り上がり、ちょっと海をのぞいてランチにしようかとプライベートビーチへ。(毎日ほぼ同じプログラムがやっているようです)
サーカスが気になりつつ…
今回紹介するホテル・ブラウ・バラデロは、大人専用の落ち着いたオールインクルーシブタイプのホテルです。私たちはブッキングコム経由で予約し1人あたり7000円台で泊まれました。バックパッカーでも手が出るオールインクルーシブ。ご飯食べ放題飲み放題なら全然惜しくない出費。ここから登録予約をされると2000円引きです。詳しくはこちら↓↓
プライベートビーチ&プール
12:50
はりきって2人とも、ハバナから水着の上から服を着てバスに乗りやって来たカリブ海リゾート。
まずはお手並み拝見ということで海を見に行きます。
ホテルの中庭にドーンと構えるプールを横目にビーチへ。
ちょっとした森の小径的な所を2〜3分歩くと見えてきた恐ろしいくらい綺麗なブルーの海!
ここは天国ですか?
遠くを眺めるポン子。
今日はまだ踊っていない。
むしろ大半眠っている。
ランチを食べてから泳ぎに戻ることにして(私は)、海はチラッと見るだけにしてお腹も空いていたので、2人でプールサイドのオープンテラスのレストランへ。
ちなみに、ポン子はこの日、海に戻ってくることはなかった…。
足さえも海につけていない、水着を着ているはずのポン子の一日については後ほど。
↓私は泳ぐ時は必ず水泳用のゴーグルを持参。スイミングスクールに10年以上通ってたもんでゴーグルなしでは心許ない…。
↑ビーチにはBluetoothのスピーカーを。濡れても大丈夫なので、海を見ながらビーチ・ボーイズ(ここはあえてブエナビスタを外す)なんか聴いちゃったりして。
ビュッフェはいつでも食べ放題
13:00頃
食べ放題はもちろん、どこでも飲み放題。私はウォーターボトルを持ってきているので、そこにピニャコラーダを入れてもらったり、ゆすいでモヒートを入れてもらうのも自由。オールインクルーシブにはウォーターボトル(水筒)持参が便利です。
そしてランチビュッフェへ。
色々ご飯があったけど、正直、そんなに期待はできません。ポン子と私の一致した意見として、チーズが美味しくないということ。パスタやチーズを使った料理は避けた方がベターでした。
魚料理、とくに焼き魚が大人気で欧米人が列をなしていました。
私のお気に入りはハンブルゲッサことハンバーガー。鉄板でポークを焼いてもらい挟んでバーガーにしてもらうのが一番美味しかったです。
料理よりも、このレストランの売りは歌。
あまり盛り上がってないバンドの生演奏を聴きながら、クールに料理を運んでいたぽっちゃりウェイターが、突如、料理を運ぶのをやめてバンドに近づき指示を出し、
歌い始めたのはベサメムーチョ。
歌声が素晴らしすぎてみんな釘付け。
食事をしている手も止まります。
ベーサメー、ベサメムーチョ。
うっとり。
歌い上げてから、大喝采をさらい、さっさと、はけてトレイを持って生ビールを注いでウェイターに戻るMr.ベサメムーチョ。
何日も滞在してる宿泊客の中にはファンらしき人もいて、握手をしている。どうやらこのレストランのマスコット的存在のよう。
はっきり言って、このベサメムーチョを聴くためだけにブラウバラデロホテルを選んでもいいと言えるくらいの歌声。声を大にしてすすめしたい。下の動画をクリックするとベサメムーチョが聴けます
キューバで1番心を持っていかれた歌声はバラデロのホテルのレストランのウェイターが飛び入りで歌い始めたベサメムーチョ。これを聴くためだけにでもブラウ・バラデロホテルに戻りたい。#キューバ pic.twitter.com/fBMhVejyBG
— あられ🇹🇼NoMoreタピオカ (@n0riarare) 2019年2月7日
(翌日もレストランに行き、Mr.ベサメムーチョに「昨日感動したからまたベサメムーチョを歌ってくれ」と直談判し、「more better songを歌うからもうちょい待ってて」と言ってもらいまた歌声を聞かせてもらいました。その後、写真も一緒に撮ってもらい、彼はまるで大スター。)
Mr.ベサメムーチョに会いたい人はぜひブラウバラデロへ!
スペイン語レッスンで叱られるポン子
14:30〜
ベサメムーチョに盛り上がってる間にスペイン語レッスンの時間になり、クラスの行われるカフェスペースへ。レッスンの内容は、
- おはよう、こんにちはの挨拶
- あなたの名前は?の自己紹介
- はじめまして、元気ですか?のプチ会話
の基礎編でした。参加者は我々2人ともう1人のみ。私ともう1人は少しスペイン語が分かっているレベル。一方でスペイン語をマスターしたい気持ちの強い初心者ポン子は、ペンと紙を先生に借りて、やたらとメモっていました。
横から、「そこはちょっと違うけどな」と思いつつポン子の書き間違えを黙って見ている私。
ポン子は真剣モード。「どこから来ましたか?」と先生が訪ねてポン子は名前を名乗ろうとしたり、「分からへん」と戸惑っているポン子に私が小声で教えたりしていると、
何度も先生は、
「自分のメモに書いてあるわよ」と指摘。
あまりにそんなことを続けるので
「Look!!メモに書いてあるからちゃんと見なさい!」とポン子が怒られているのを、楽しんで見ている意地の悪い私でした。
「明日も来る?明日もよろしくね」と去っていく先生。(何日か滞在する人は続けてもっとレッスンを受けられると思います。1回のみだったので超初級で終了)
プールと海で泳ぎまくり
15:15〜16:00
スペイン語のレッスンを終え、メモを見ながら復習するというポン子。
私は1人でプールと海に繰り出します。
プールで泳ぎながら時々プールサイドのビーチベッドにいるポン子を確認。場所を変えてプールサイドのソファーでスペイン語のメモを広げて寝ている様子だったのでそっとしておき、1人で海へ行き、バシャバシャと泳ぎまくっていました。
本気のビーチバレー大会アジア代表
16:00〜17:00頃?(永遠に感じたけど)
海から上がってビーチベッドで寝転がろうと思ったら、ビーチバレーのコートから「こっち来いよ!」と若者が呼んでいる。イケメンセンサーが反応したため近づいてみました。
どうもビーチバレーをするのに1人足りないから入らないか?というお誘い。軽い気持ちで「OK」と返事。
この返事をしたことをずっと後悔することになります。
お遊びの楽しい男女の戯れ的なビーチバレーと思いきや、
本気と書いてマジなビーチバレーの試合。
みんな背が高くアスリート感のある若者たち。しかも9割5分ドイツ人。多分一緒に旅してるグループぽい集団。
間違って混ざってしまった元若者のアジア人。
明らかに動きも悪く狙われてしまい、みんながフォローに回る。嫌だ、早く抜けたい…。
ジリジリとカリブの太陽が照りつけ、私以外全員がイケてるミラーサングラスなどをかけているのに、私だけがなぜかヘアバンドがわりにおでこに水中ゴーグル。
「すぐそこのビーチベッドに置いてあるサングラスを取りに行かせて…」
「日焼け止めを塗り直させて…」
なんて言える雰囲気でもない真剣勝負。
サーブをミスる度に「ソーリー」と言う私に無反応のチームメイト。怒ってるのかな?とビクビクしていたら、10回目くらいの私のソーリーに対して、隣のイケメンが
「Don’t say sorry.No need.」と言いクールに手拍子を2回。
くー、スポーツマンシップやで。
すぐに謝る日本人…と思われたら良くない!
日本代表として堂々と振る舞いたい、と湧き上がる思い。
ドイツ語でなんたらツェーン、なんたらズィーベンとかよく分からない数字を言い合い、何点VS何点でどっちが勝ってるのかさえも分からないまま続くゲーム。(数字くらい英語で言ってくれよと思いつつ、点数はどうでも良くなっていきます。)
やっと終わったと思って逃げ出そうとすると、「ヘイガール、コートチェンジだよ」っと逃してもらえずコートチェンジ。
コートチェンジを2回も行い、何点取ったか分からない試合で、ミスしないように謝らないようにひたすらボールを追いかける私。体力も限界。助けて。暑い、しんどい、ポン子は何してるのだ?助けに来いよ…。砂浜でバレーをするってすごく足が疲れるのだと思い知りました。
とはいえ、アタックを隣で決めたコリンファース風紳士と私とでクールにハイタッチできる程度にチームの意識が高まった頃、相手チームの1人のビキニガールが通行人に声をかけて選手交代し、いち抜け。
なにー?!その技があったか!と思い、私はコートのそばの通行人にも目を光らせ、「変わってくれ」と頼み続ける作戦も水面下で開始。
それでもチームメイトが「ダメだ!今が勝負の時だ」ってな感じで抜けることを許してくれず、結局、敵のサーブが入ったか入ってないかをみんなでもめかけてる隙に、最後の「Sorry〜!」をかましこっそり脱獄いや脱出。
「Heeeeey?!どこ行くねん!」とチームメイトが叫ぶ中、振り返らずにダッシュで荷物を取って逃げました。
逃げるは恥だが役に立つ、題して逃げ恥作戦成功。
ビーチバレーは遊びではなく真剣、遊び半分で参加してはいけないということを体で学んだ私です。みなさんも注意してください。
17:10
一目散で逃げ出してホテルに戻ってきて、カフェのソファーで寝てたはずのポン子を探し回るがおらずフロントに聞くと、1人先にチェックインをされてるとのこと。安心して私も部屋へ。
一瞬目が覚めたポン子に「ビーチバレー大会に出てえらい目にあったわ」と伝えると「そうなんやー」と言ってすぐまた眠りの中へ。
ダブルベッドの端でスヤスヤ眠っておられるポン子を横目に、私はシャワーを浴びて水着を洗って干して、着替えて、寝てるポン子の枕元にメモを置いてホテル探検へ。ショップでポストカードを書いたり、友達に手紙を書いてポストに投函したりしながら過ごしました。
リラックス滞在型ポン子は…
15:15〜18:30
私がドイツ人のビーチバレーしごきにあってる間にポン子は何をしていたか。
チェックインの時間までロビーのソファーで熟睡していたとのこと。
そして16時に1人でチェックインしベッドでお昼寝タイム。18:30前に目が覚め、
「ロビー(3階)でネットしてます。サルサダンスは18:30からやから18:30にスペイン語レッスンのところ(1階)で待ち合わせね」
という私のメモを見て、急いで18:30にロビーへ向かうポン子。
待ち合わせに現れないポン子を探し回り念のためにロビーにやって来た私に見つかり、「18:30にロビーねってメモに書いてた」という言い分のポン子が、「ちゃんとメモを見なさいとスペイン語の先生にも言われたやろ。」と軽く叱られたのが18:35。
1日に2回、違う人から「ちゃんとメモを見ろ」と叱られてしまう人がポン子であります。
↑部屋のベランダからの眺め。サイコー
サルサダンスレッスンでの松岡
18:30〜19:30
サルサダンスレッスンも毎日行われている様子。みなさんが男女のペアで参加。「女同士のペアでも参加できる?」と他の参加者に聞いた時、多様性を認めるよという瞳でオフコースな返答。我々2人、安心して参加しました。
はじめにクールなキューバ女子にステップを習い、女側と男側では違うためひたすら我々2人は横並びで個人で自主練させられ、その間にキューバ女子は男女ペアの他の参加者を丁寧に指導。つまらんなぁ。
そこに遅れてやって来たコーチの熱い男。
私はTOKIOの松岡のつもりで(顔が似ていた)、ポン子は松岡修造のつもりで(熱さが同じ)名付けられたコーチ松岡。
松岡は自己流のステップで強弱をつけて腰を落として踊り、サルサダンスが余計に分からなくなります。
クセが強い。
1,2,3,4のカウントの仕方もクセが強い。
メキシコで習ったステップと全く違う松岡のサルサ。
ポン子は自主練でも松岡とも上手に踊るのでさすがダンサーです。(本日初ダンス)
そんなこんなでサルサレッスン終了。松岡の熱さにやられたひと時でした。
ディナーはイタリアンのコース料理
19:30〜21:30
怒涛のバラデロリゾート満喫デーもディナータイムで本日は終了。
ワインで乾杯しながらしっとりと2人で夜のレストランを堪能。(食事はそんなに悪くはなかったけど記憶に残らない内容)
「そういや、ビーチバレー大会に出たとか、さっき言ってなかった?どういうこと?」と遅れて脳が目覚めたポン子にようやく聞かれた私。その後それぞれの1日を報告しあい、笑い転げる私たち。
まるで違う行動をビーチリゾートでやらかす女2人組ってあんまりいないんじゃないかしら。
ましてや1泊2日と言うのに。
ポン子が着てきた水着は出番もなくほぼパジャマ扱いだとしても、「何もしない」ができる贅沢な旅の楽しみ方だし(サルサは踊ってた)、
私はこれ以上ないくらいにはじけてフルスロットルできた。(体はガタガタになった)
自由でいいや。
まさにキューバ・リブレ。ビバ・クーバ!
ポン子のあくびが止まらなくなり、まぶたも落ちてきたのがディナー終了の合図でした。
21:30
サーカスをチラ見するも、サーカスの定義が分からなくなる私達。健康ランドのショータイムな感じ。部屋に戻りました。
私は泳ぎまくってビーチバレーで足が壊れ踊って疲れ切っていたので、22時には就寝。
ポン子はゆっくりシャワーを浴びたりしていたので寝たのは23時頃だったのか、それはよく知らない。
私が寝る前に、
「明日、日の出前に海に行って朝日を眺めるけど行く?6時頃やけど」
と私の旅でのお決まりのサンライズ鑑賞にポン子を誘ってみると、
「ううん、いいわ!寝とくわー」と即答。
フフフ。
「そう?じゃ私はそっと起きて行くわなー、おやすみ」と言って眠りにつきました。
私は8時間睡眠をまとまって取れるので大満足。
ポン子はご飯とスペイン語とサルサ以外ずっと寝ていた今日。まだ寝るらしい。
自由な私たちに夢の中で乾杯。
オールインクルーシブの後半は次回に続く…
ポン子の1日トータルの睡眠時間は何時間だったでしょうか?というクイズをして正解者がいたらプレゼントあげたい…