こんにちは、あられ(@n0riarare)です。
メキシコシティで死者の日のパレード以外に何をしようか、どこに行こうか考えた末、絶対行こうと思った場所。
それはテオティワカン遺跡。
月刊ムーや、矢追純一やXファイルが好きだった私の少女時代。
私の親の故郷、石川県の羽咋という街もUFOの街として有名で、羽咋でのUFOの目撃談も多く、子供の頃からUFO探しに浪漫を感じていました。
そんなUFO好きの私にとって、メキシコと言えばUFO。
なぜかそんな考えの刷り込みがあり、UFOを探しにテオティワカン遺跡に行ってみることにしました。
テオティワカンへの行き方
メキシコシティの北バスターミナルからテオティワカン行きのバスが発着しているようなので、まずはそこを目指します。
ソカロからはラテンアメリカタワーを目指して歩き、その付近のトロリーバスの停留所から北へ向かうバスに乗り込み終点まで。
北バスターミナルは、「Central de Autobuses del Norte」という名前なので注意。
北バスターミナルに着いたら1番左端の8番ゲートを目指し、ゲート横の「autobuse teotihuacan」と書かれたカウンターでチケットを買えばOK。
旅人ぽい人が一番たくさん並んでるカウンターなのですぐに分かります。
片道52ペソ(300円くらい)でした。
予約しなくても10分後の9時の便にすぐ乗れました。 バスはかなりのガタガタ道を50分くらい進みます。酔い止め必須かもしれません。
今日の昼過ぎまでメキシコシティは晴れるらしいので、予定を変更して、朝イチからテオティワカンにUFO探しに行く。とりあえずバスがめちゃくちゃ揺れる中、歌のサービスあり。後でチップ要求される予想。 pic.twitter.com/Vbz8bKTKlc
— あられ@心はキューバ🇨🇺メキシコ🇲🇽 (@n0riarare) October 26, 2018
「ピラミダス(ピラミッド)」とバスの運ちゃんが叫んで、ぞろぞろ観光客が降り始めるので、そこで降りればOK。
サボテンがメキシコ感を醸し出す
「プエルタ1番」と呼ばれる1番南の入り口から入ったようなので、南から順に、死者の道という名の道を北へと歩いて以下の順で進んで行くことにしました。
プエルタ1から入る
1.ケツァルコアトルの神殿
2.太陽のピラミッド
3.月のピラミッド
プエルタ3から出る
巨大なピラミッドの前に激しい頭痛が!
テオティワカンに入ってみてびっくりしたのは、その広さ。
ピラミッドの大きさ。
世界で3番目の大きさを誇るピラミッド!
圧倒されます。
テオティワカンの詳しい歴史背景などは他の方のブログを読んでもらうとして、ここでは私の感じたことと、かじった知識のみで進みます。
ティオティワカンは紀元前2世紀から6世紀くらいまで繁栄した、テオティワカン文明の中心となった巨大な宗教都市遺跡で、7世紀頃にティオティワカン文明が衰退し消滅した後、12世紀頃にアステカ人により発見され、神々の都市として崇拝した場所。
紀元前なのに、20万人規模の都市だったとか。
大体、ピラミッドは王族の墓だったりするのに、メキシコのピラミッドはそうではなくて神々の住む場所だとか災害から守るための場所だとか謎に包まれています。
世界ふしぎ発見で、地下通路が発見されたと言っていて、ピラミッドが天上と地上と地下の世界を縦につないでるとか。
まあ、私はここテオティワカンは、宇宙人が作ったUFO の発着場所で、宇宙と交信してた場所だと信じてやまない立場で訪れてみました。
もう写真がどのピラミッドを撮ったか不明…
まずはケツァルコアトルの神殿へ。
ケツァルコアトルとは羽毛の生えた蛇のことらしい。
ケツァルコアトルは金星になったとか、金星から来たとかこれも諸説ありつつ、恐竜の生き残りとかかも知れないという私独自の説。
続いて死者の道を歩いて太陽のピラミッドへ。
うぅ。
頭が痛い。
鬼太郎が妖気を感じて髪の毛が立つように、
聖闘士星矢がコスモを感じるように、
ジェダイがフォースを感じるように、
私も時々、頭痛で何かを察知する力があります。(と思い込んでいます。)
これはすごい電磁波がピラミッドから出てるのではないか?
恐るべし宇宙人の作ったピラミッド。
登っていると息切れが止まりません。
苦しい…。
冷や汗も出る。
ケツァルコアトルや太陽のピラミッドの内部からは、不自然な水銀が大量に発見されてたり、金の玉のような地球上にない超伝導物質がたくさん発見されていると何かで読んだのですが、ピラミッドの内部から何らかのエネルギーが放出され私の頭を叩き割るのではないかという恐怖…。
絶命寸前の気分でピラミッドの頂上に到着し、
座り込んで休憩しました。
太陽からパワーをもらう儀式
ピラミッドの頂上部分に人だかりが出来ていて、見に行くと、みんなスイッチを押すように何かを触り、太陽の方を向いて万歳をしていました。
何それ?
と万歳している人に尋ねると、真剣な顔で、
「ここに指を置いてピラミッドの内部からエネルギーをもらい、それから手のひらを太陽に向けてパワーを受ける。そうすると体内にパワーがみなぎるよ」とのこと。
なんと!
パワー欲しい!
スイッチオン!
私も真剣にやってみたところ、特に体に変化なし。
すぐに効果は出ないようです。
後で調べたら、
フィギュアスケートの町田樹選手が、高校2年の時、メキシコのテオティワカンのピラミッドの頂上でアルミみたいなものに触れたら四回転が完成したらしいという話もありました。
私も4回転できるようになったらどうしよう…。
でも4回転どころか、頭も相変わらず痛いし息切れも激しい。
地べたにへたばり、周りの山々を見ながら、思い出しました。
あぁそうか。
メキシコシティは標高が高い都市で2500メートルを越えてる
とかって何かで読んだな。
なるほど。
これはただの軽い高山病チックな症状やな。
富士山の時と同じや。
気づいてしまってガッカリ。
ピラミッドの内部の電磁波でもなく、
宇宙人の気配でもなかった。
しかも夕方から雨が降り出したので、いつもの雨の前の気圧性の頭痛もあったかも。
私の、フォースを感じる力は、気圧の変動と標高の高さに反応するということが証明され、
宇宙人やUFOに関しては謎に包まれたままとなりました。
地球外生命体か?!
輪になってUFO を呼んでいるぽい集団や、
遺跡に向かって手を「パン!」と鳴らして反響するのを何度も真剣に確認する人たちを横目に
月のピラミッドへ向かいます。
ピラミッドは登るよりも降りる方が恐ろしいことを実感。
ピラミッドの斜面でなんともカラフルなトカゲを発見!
クレイジージャーニーの加藤さんなら走り出してジャンピングキャッチするところですが、ピラミッドから落ちたくなかったのでそろりーと近寄りました。
あまりにも綺麗で、見たことないヤツだったので、こいつがもしかしたら地球外生命体かも知れないな…。
宇宙人が人型とは限らないしな。
なんてことを70%くらい真剣に考えながら、テオティワカン遺跡を後にしました。
UFO好きの元少女に、もう一度夢を見させてくれるテオティワカン遺跡。
なかなか良かったです。
4回転ジャンプができるようになったら報告します。