アラフォー女バックパッカーの無敵の旅の話

働きながら、少ない給料と有給休暇をフルに使って旅をしている勝手気ままな女の旅の話。旅で撮った写真もはさみつ

【メキシコ旅①】メキシコシティで4泊したおすすめ宿「Casa pepe」 そして終わらないパーティーと。

こんにちは、あられ(@n0riarare)です。

今回の旅は

メキシコシティ4泊、キューバ4泊の、

私の中ではかなり弾丸な旅となるので、本当は嫌だけど…、事前に宿を全部予約してのぞむこととなりました。

死者の日パレードだけ見れればいいやと、メキシコ滞在はキューバのおまけ程度に考えていたので、あまり調べる気も起こらず、

中心地の「ソカロ」とやらに近い安いドミトリーでいいやと思い、出来て間もない綺麗そうなホステル「casa pepe」に4泊することに決めたのですが、これが泊まってみて大正解。

この「カサペペ」という宿について、レポートしたいと思います。

メキシコシティで泊まるところを探しているバックパッカーの方々に、全力でおすすめします!

 

 

メキシコシティの中心でソカロ!と叫ぶ

まず、メキシコシティが通称CDMX(ciudad de mexico)だということだけはしっかり押さえてメキシコシティに到着。

どうやらメキシコシティの中心地に「ソカロ」という中央広場があるらしく、死者の日のパレードのゴールが「ソカロ」であるということを知ったので宿もソカロから徒歩圏内に絞ってbooking.comで探して決めました。

何はともあれソカロへVamos!

ってことで、宿にチェックインする前にソカロに寄ってみました。

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なんと壮大な。

広場は死者の日のイベントの準備中で立ち入り禁止でしたが、はためくメキシコの国旗にスペインぽい建造物に囲まれた場所。

ここがソカロか!

南北アメリカで最大の大聖堂(カテドラル)と、国立宮殿(大統領政庁)、古代アステカ王国の遺跡(テンプロ‐マヨール)、市庁舎に囲まれている世界遺産の歴史的地区らしい。

ベルギーのグランプラスほどの煌びやかさはないけど重厚さがある。

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ここが徒歩圏内なら何回でも来れていいや、と満足し、お宿へ徒歩で向かいました。

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夜のソカロも素敵

リメンバーミーの世界観ホテルにチェックイン

ソカロから歩いて5〜6分で4泊お世話になる「casa pepe」に到着。

チェックインするために、エレベーターでフロントのある2階へ行きました。

なんと!

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白い壁にはプロジェクターで映画「リメンバーミー 」を上映し、フロント横のフリースペースにはオフレンダと呼ばれる祭壇。

ちゃんと死者の日のパン「Pan de muerto 」も供えてあり、ギターまで。

早速メキシコの死者の日の世界観に浸れました。

ちなみに、チェックインすると、

屋上のプールバー(ちゃんとプールもあった)で使えるマルガリータの無料券がもらえて、

水やコーヒー類も飲み放題、

朝食付き、

Wi-Fiもサクサクというサービス付き。

私は6人の女性専用ドミトリーでしたが1泊2300円くらいでした。

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屋上のプールバーで朝食が食べれます

夏フェスかい?いいえ警備上のリストバンドです

さっそく

「腕を出して」と言われ、

腕に「casa pepe」と書かれた防水タイプの紙のリストバンドを巻かれました。

「え?5日間、これを巻いておくの?」とちょっと嫌そうな顔で聞くと、

「そうよ!」ととてもhappyな笑顔でフロントのお姉さんが答えるので、

そうか、喜ばしいことなのかと気持ちを改めました。

ここは、メキシコシティの中心地、ソカロからも近い。

どうやら、防犯対策として宿泊者はこのリストバンドを巻き、玄関で24時間常駐している警備員がチェックするシステムらしい。

フジロックみたいでいいじゃないか!

それから私は玄関を通るたびに袖をまくって、なんなら拳を突き上げてロックな感じに警備員に「ブエノスディアス!」とリストバンドを見せて通ることが日課となりました。

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ドミトリーは超機能的!トイレもシャワーも部屋にあり

さて、お部屋ですが、めちゃくちゃ清潔。

トイレの水洗具合も日本並み。

シャワーの水圧も問題なし。

ベッドも木でしっかりと建てつけられたタイプで上の人が寝返りを打つごとにギシギシいうタイプではない。

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ベッド毎にカーテンがあり、一つ一つにUSBコンセントとベッドライトと鍵をかけられるボックスが枕元にあり。これは嬉しいです。

荷物をかけるフックもベッドのスペースにあり。

もちろん、部屋には一人一人専用の鍵をかけられるバックパックも余裕で突っ込めるロッカーあり。

ドミトリーとしては100点満点でした。

あと個室もあります。いわゆる普通のホテルな感じで。

朝食は日替わりタコスとケサディーシャ ポルファボール

朝からあまり食べないタイプでどちらかと言えば朝メシよりも寝ておきたい私なのですが、時差ボケなのか何なのかメキシコでは5時くらいには目が覚めていたので朝食はいただきました。

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メキシコらしく朝食はタコス!

ハムやチーズや野菜などが見本で置かれていて、指差してポルファボールでその場で作ってくれます。

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お姉さん、毎朝ありがとう!

スイカやオレンジ、食パン、ヨーグルトもあり。

屋上でだんだん空が明るくなるのを感じながら食べる朝食は最高でした。

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ルチャ・リブレやサルサ教室など色んなイベントあり

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有料でルチャ・リブレ見学ツアー、DJを呼んでのパーティーなど色んなイベントがやっているようでした。

また無料でヨガやサルサ教室なども行なっていて1人旅の人たちが結構参加しているようでした。

あえてマイナスポイントを書くなら…

ほとんどマイナスポイントはないのですが、あえてあげるなら3つ。

1.ブッキングコムの予約の時点で下の段のベッドにしてほしいとリクエストして、「OK!下の段をリザーブしとくからね」と返事が来たのに、当日上の段のベッドしか空いてないと言われた件。

いやいや、4泊するし、寒い国ではトイレが近くなる私は、夜しょっちゅうトイレに行くから何としてでも下の段にしてほしいと強く主張。色々調整してくれ何とか下段に移してもらいましたが、主張しなければ変更してもらえなかったはず。前もってリクエストをしていても体制的になかなか難しいのかもしれません。

 

2.ワイヤーロックを部屋のロッカーにぶら下げたままチェックアウトしてしまい、キューバに向かう前のメキシコシティの空港ですぐに気づいてメールして、キューバから戻ってくるまで預かっておいてほしいと頼んだのですが、メールの返事がなかなか来ず、数日後にどうなったかメールすると、「もう捨ててしまいました」との返事が来た件。

これは少し残念でしたが自業自得。メールでの連絡がスピーディにはしてもらえないようです。

3.外が割と騒がしいこと。

これは、中心地なので仕方ないです。耳栓してしまえば大丈夫な範囲でした。

ドミトリーにはこれが必須かも

パリピと花火とパーティーナイト

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ちなみに、3泊目の死者の日のパレードがあった週末の夜、どんちゃん騒ぎの音が聞こえてきたので、どこでパーティーをしてるのかな?と思いきや我が宿の屋上。

ちょっと覗きに行ってみるとDJもいて、大盛り上がり。

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私の部屋は6人部屋の女性ドミトリーだけど、同室の人たちの誰ともほとんど顔を見なかった理由がそこにありました。

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なるほど、私は割とさっさとシャワーを浴びて部屋で寝ていたけど、みんな帰ってこないと思ったら毎晩遅くまでここにいたのか…。

どうりでみんな朝も熟睡してるはずだわ。

 

せっかくだし、何となくコロナビールを注文して一杯だけ雰囲気を味わおうと思ったら、大半が、やはり1人で旅している人たちで、声をかけられおしゃべりしながら屋上から、どこかであげている打ち上げ花火を一緒に眺めて楽しみました。

死者の日のパレードということではしゃいでガイコツメイクをしてたのに、メイクを落とすの一歩早かったかな…。すっかりすっぴんになっていた私。

ガイコツメイクのままパーティーを楽しんでいた人たちを見てちょっとだけ後悔した夜でした。

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サルサレッスンは屋上でイケメン全員と

パーティーを切り上げてそろそろ寝ようと部屋に戻って歯を磨いて、まさに寝ようとしていたその時、同室の1人の女子が部屋に帰ってきました。

「ハーイ!!」

明らかにテンションが高く酔っている、いや酔っ払っている。

屋上のパーティーにいたらしく、自己紹介をして、

「オシッコをしに戻ってきたんだけど、2分でトイレを終えるからあなたも2分でパーティーに行く準備をして!私と飲むのよ!いいわね?OK?!」と言ってトイレへ。

「いやいや、私はまさにそのパーティーを終えて、明日5時起きだから、今から急いで寝るんだよ。」

と断りつつも、なぜかそのかわいいアリーという女子の勢いに負けて、

「アリーと一杯だけしよう、面白そうだし」と腹を決めました。

 

昔はこういう誘いは絶対断ってたのにな…。

何が違うのかな?

私が旅慣れたから?

オープンマインドになったから?

危険察知ができるようになったから?

分からないけど、最近は「面白そう」と思えることには飛び込むようになってきている。

人生は短い!

つまらない相手と過ごす時間がもったいないと思うのと同じくらい、

楽しい時間になりそうなことに躊躇してる時間もないとも思うようになったからかな。

 

とにかく、へべれけのアリーにガシッと肩を組まれ、旅の話、次はキューバに行くことなど話しながら屋上へ。

すると、

「トランプの野郎をどう思う?最低だよ、キューバにだって簡単に行けないし!」とまくしたてるアメリカ人アリー。

「あんたたちアメリカ人が投票したんでしょう?」と私が言うと

「あなた本当に日本人?!」となぜか爆笑される。よく分からないけど、私をとても気に入ったよう。

アリーは屋上のバーに戻り、片っ端から声をかけていき、私の紹介もしていってくれます。 「私の友達よ!日本から来たのよ!5年の付き合いよ」と言い、

私が

「ノー!知り合って5ミニッツよ」という持ちネタができ、

このネタ一本で会場全員と勝負するかのごとくあらゆる人と絡んでいくアリー。

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若い美貌を持ったアメリカ女は、酒が入ると向かう所敵なし。彼女もいるイケメンにいきなり抱きついて「ハーイ!!」ってタチが悪すぎる気もするけど、みんな笑ってるからOKのよう。

「いつも彼女はこんなにハッピーなの?」と聞かれて「まだ出会って5分だし、最初から酔ってたからいつもの彼女は知らんのよね」と私が答えるリピート。

 

しかも、私が「キューバでサルサを踊りたくて昨日レッスンを受けたけど全然踊れなかった」と言うと

「サルサが上手になるためにはナイスガイと踊ることよ。いい?ここにいる全イケメンとあなたは今からサルサを踊るのよ!バモス!」

という新たなミッションまで追加され、持ちネタで和ませてからのサルサを踊る流れ。

イケメンだけでなく女性ともサルサを踊らされ、明日朝5時起きだという私の事情などお構いなく、音楽は鳴り続け、パーティーは終わるはずもなく、アリーが私を解放してくれるはずもなかったのでした…。

 

そんな体験のできる(かも知れない)casa pepeはbooking.comで予約しました。

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