アラフォー女バックパッカーの無敵の旅の話

働きながら、少ない給料と有給休暇をフルに使って旅をしている勝手気ままな女の旅の話。旅で撮った写真もはさみつ

憧れのハンピへの行き方。ゴアのパナジから夜行バスで向かう【2019インドディワリ旅:ハンピ編】

こんにちは、あられ(@n0riarare)です。

大分前から行きたかった、インドのハンピという地。

 

f:id:norimakiararechan:20200107085941j:plain

目的地として、候補にあがっては次に回されてきた場所。

数年前、本当に行こうと思ったら、ハンピの村の宿が政府の方針で全部閉められたという話を聞いて、その時は泣く泣く却下したのですが、今回とうとう行くことにしました。

ハンピへのアクセス

ハンピは辺鄙な場所で(ダジャレ風)、行きにくい所にあるとか。秘境とも言われてましたが、言ってみるとそんなに行きにくい場所でもなかったです。

まず、ハンピの場所はインドの南部の真ん中あたり。

f:id:norimakiararechan:20191226232554j:plain

行き方としては、空港のある大都市へ行きます。

f:id:norimakiararechan:20191226232559j:plain

ムンバイ、ハイデラバード、チェンナイ、ゴアあたりから夜行バスが出ているらしいため、その辺りの都市に向かうのが手っ取り早いかもしれません。電車やタクシーでも行けそうですが、安上がりかつ、予約がオンラインで簡単で、寝て起きたら着いてしまう夜行バスに絞りました。

そう考えるとハンピが秘境と言うのは大げさな気もします…。

行きはゴアからハンピへ

私はバラナシからハイデラバードへLCCで飛ぶ予定でしたが、急なフライト変更でゴアにやって来たので、ゴアのマプサからハンピまで行く夜行バスに乗ることにしました。

予約はRedbusのホームページからできます。

f:id:norimakiararechan:20200107084818j:plain

乗り場は、難しくて、ここであってるのか不安になります。泣きそうにもなります。

「マプサのガンジーサークルの近くのcaralhoペトロポンプの向かい」

これをヒントに宿でタクシーを呼んでもらって行きましたが、パウロトラベルのバスだからということでパウロトラベルで降ろされました。いや違うんやけど…と言うても、「ハンピ行くバスはみんなここやから」と言って自信満々ドライバーだったので、仕方なくタクシーを降りてパウロトラベルに入って聞きました。

「いや、バス乗り場はペトロポンプだから!」と言われ、「いや、ペトロポンプって何よ?」と聞き返すと、どうやらガソリンスタンドの事らしい。

f:id:norimakiararechan:20191226232439j:plain

れっきとした英語なのかよく分からないまま、ペトロポンプに到着。

このバスに乗るみなさん、ペトロポンプはここです。

f:id:norimakiararechan:20191226232446j:plain

f:id:norimakiararechan:20200107182022p:plain
 ハンピ行きのバス乗り場はここであってるのかを何度も確認して不安をかき消しました。

f:id:norimakiararechan:20191226232529j:plain

色々情報を見かけましたが、結論から言うと、まあまあぐっすり眠れました。

酔い止めの薬トラベルミンを飲めば、いつでもぐっすり寝てしまう私なので、特にひどい車酔いにもならず、また噂ではゲーゲー吐いてる人がいるとか聞きましたが、全く大丈夫なようでした(熟睡してて知らないだけ説もあるにはあるが)。

f:id:norimakiararechan:20191226232511j:plain

2人用の1人分しか空席がなく、仕方なく選びました。予約の時点で性別を入力するので、女性の横は女性になるようですが、この暑さと狭さの中、見ず知らずの女の人と一晩並んで寝るのはキツいなぁ。そわそわしていたものの、いつまで経っても隣がやって来ない。バスの運ちゃんに聞いたら満席だし隣が来るから半分しか使ったらダメだと言われ続けてかなり小さくなって眠りに落ちました。朝方目覚めると、やっぱり隣に誰もいない。

f:id:norimakiararechan:20191226232505j:plain

ふと気づくと車内はガラガラやし、隣に来るはずの人はいない。

小さくなって寝た努力を返せー。

とやさぐれかけていたところ、窓の景色に心を奪われる私。

f:id:norimakiararechan:20191226232524j:plain

おお、朝日。

そして写真でしか見たことのないハンピらしい岩の風景。

f:id:norimakiararechan:20191226232517j:plain

最後の1時間は大きく大の字になって寝ながら車窓を眺めてワクワクしっぱなしでした。

f:id:norimakiararechan:20191226232535j:plain

ハンピの手前の村ホスペットまでしか行かないはずのバスが、ハンピまで乗せていってくれたのがいまだに何故かは不明。

帰りはハンピからムンバイへ

帰りの方が寝心地は良かった気がします。

まあ、エアコンがあったからかな。

ムンバイへのルートも道はそこまで酷くなかったので快適快眠でした。

ハンピからホスペットまでリクシャーで向かい、バス会社前でバスが来るのを待ちます。

f:id:norimakiararechan:20200107084827j:plain

f:id:norimakiararechan:20200107084823j:plain

帰りのバスの方が少し高級感ありでした。

f:id:norimakiararechan:20191226232548j:plain

ムンバイでは、かなり離れた場所にバスが着くので、降りた場所からuberを呼びました。

10分くらいで車を呼べたし、ホテルの前まで行ってくれたので楽チン。1時間くらい乗りましたが800円しなかった記憶。客引きだらけだったので、寝起きの頭が冴えてない朝の時間ということも考慮すると、uberを呼ぶのがいいと思います。

インドの夜行バスに乗る際の注意

早めに予約がベター

ギリギリで予約をしたため、セミダブルサイズを2人で使うシートしか残っていませんでしたが、早めに、シングルの1人用のシートを予約できるので、一人旅の人は絶対そっちを予約しましょう。

ACなしは暑いし寒い

行きはエアコン付きがソールドアウトだったため、仕方なくエアコンなしのバスにしました。夜だし10月末だし大丈夫だろうと信じて。

18時に出発したバスの車内。

結論は、最初の2時間くらいは汗だく。

私のシートは何故か窓が壊れていて開かない。地獄だー。

反対の窓は全開だったからそこからの風を少しでも感じられるように、カーテンは閉めず、体を風の当たる場所にずらしてなんとかしのぎました。

すると朝方、寒くて目が覚めました。全開の窓から冷え込んだ空気がビュンビュンきて、カーテンまくれまくり。

ちょうどいいってのが皆無の車内。

自分の寝床の窓が開かないというハプニングを想定してなかったので、こういうことも踏まえると、ACありじゃないとインドの夜行はキツいと思いました。

ちなみに、帰りのACありのバスは、予想通りキンキンに冷えますが、エアコンの吹き出し口を閉じたり、ユニクロのダウンを着れば充分に凌げる寒さでした。

カラビナとS字フックを駆使したい

ガダガタ揺れる道中。サスペンション付きの車体とは言え、荷物もサスペンション機能が欲しいところ。そのまま枕元に水筒を置いていたら、悪路ゆえ、もう跳ねまくり転がりまくりだったので、窓枠にカラビナで水筒をぶら下げて、お菓子類やiPhoneもS字フックで引っ掛けて快適な寝床作りを。これで一安心でき、寝落ちできました。どのサイズでも引っ掛けられるchumsの大きめのカラビナはいつも大活躍なのでおすすめです。

 

 

トイレは夜犬を恐れながら

帰りのバスに乗る前に、暑くてコーラを飲み干してしまったのが悪夢の始まり。

バスを待つ旅行会社にもトイレはなく、近くの中級ホテルでトイレを借りに行ったらダメだと言われ意気消沈。

まあ2時間くらい大丈夫だろうと思ってバスに乗り込みましたが、なかなか休憩に寄ってもらえず、バスに乗ってた係員に聞くと、「Emergency なら15分前に教えて。止まってあげるから」との返答。

もう少しだけ我慢して、「Emergencyレベルだよ」と伝えて、バスは15分後に止まってくれました。

で、バスを降りてトイレどこ?って聞いたら「Anywhere OK」とのこと。

真っ暗な草むらで、男の乗客が立ち小便をしているゾーンのさらに奥へ進み、バスが辛うじて見えるが男連中からは見えない場所にしゃがみ込みました。

あぁ、わりと近くで野犬が吠えている、

怖すぎる。

お尻に噛みつかれたらどうしよう…。

早く終わらせてバスに戻りたいのに、

ビビってなかなか出ない。

真っ暗で全く分からないけど、草がチクチクする。

星が、星がキレイ!

あぁ。

 

用を足してダッシュでバスに戻りました。

こんな野ションは久しぶり。

夜行バスは、時間帯次第では、ちゃんとしたトイレに寄ってもらえない可能性があるので、バスに乗る時は、必ずトイレを済ませて、水分を控えた方がいいですね。

 

という訳で、次回は辺鄙な場所ハンピ の写真をお届けする予定です。

 

f:id:norimakiararechan:20200107085938j:plain

2020年もよろしくお願いします。

 

↓インド旅の必需品、トラベルシーツ ↓

 

ハピタス紹介

インドの旅はハピタスで貯めたポイントをマイルに変えてタダで飛行機に乗れました。

ハピタスの登録がまだの方はこちらからどうぞ。

旅が好きなら、ハピタスを利用しない手はないです!

賢い人のお得なサイト | ハピタス↓↓

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス
*