アラフォー女バックパッカーの無敵の旅の話

働きながら、少ない給料と有給休暇をフルに使って旅をしている勝手気ままな女の旅の話。旅で撮った写真もはさみつ

【キューバ旅③】乗り降り自由ハバナバスツアーで巡るハバナ(観光編その1)〜中央公園→マレコン通り→革命広場〜

 

こんにちは、あられ(@n0riarare)です。

2019年もたくさん旅できればいいなと思いつつ、1月、すでにさっそく台湾を旅するという景気のいいスタート。

台湾の美味しい話は一旦横に置いといて、キューバ旅の続きを書きます。

1日で効率的にハバナを回るプラン

キューバの1日目は、一人で歩き回って、その後、ダンサーの友ポン子が夜中に合流し、朝はそれぞれの時間を過ごした後、いよいよ2人でハバナの街へ繰り出すことに。

ポン子は、ほぼこの1日しかハバナを回る時間がないので、効率的に回るべくプランを練り(私が)、実行してみました。

ちなみに、「ポン子って誰?」という方は以下のブログをご参照ください。

私たちの弾丸ハバナ満喫プランはこんな感じです。

①オライリー通り・オビスポ通りをブラブラ

②中央公園から二階建てツアーバスに乗る

③マレコン通り→革命広場→新市街を巡回し戻る

④オビスポ通りでロブスターランチ

⑤革命博物館

⑥クラシックカータクシーで向こう岸へ

⑦チェ邸宅→カバーニャ要塞→ゲバラ博物館

⑧カサに戻ってコーヒータイム

⑨ブエナビスタソシアルクラブのディナー付きライブ

大体の見所はこれで半日で回れたと思われます。

そんなにキツキツのスケジュールでもなく、かつ私は2日目なのでうまいこと無駄もなく駆け抜けた気がしています。

ポン子はこの行程の間、1睡眠3ダンスでした。

これもダンサーとしてはかなり効率的です。

さてどこで何をしたか。

 

①2人で繰り出すオビスポ通り

まずは、オライリー通り沿いのカサを出て、オライリー通り、オビスポ通りを進みました。

オビスポ通りはお土産屋やカフェ、レストランが並んでる通りです。

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歩いていると、ATMがありました。

やはり噂通りATMが長蛇の列!

「私が昨日お金を下ろしておいてあげたから、こんな列に並ばなくて済むんやで、良かったやろ?」と恩着せがましくポン子を横目でチラ見しました。

そこにイケメン2人組発見!

実は昨日、ハバナの空港で、「タクシーをシェアしよう」と誘ってくれて私と一緒に来たドイツ人の2人組。

何を隠そう、私は、光栄にもイケメン2人に拾われてハバナの旧市街地に乗り込んだのです(自慢)。ハバナ空港から旧市街までは電車などなく、バスも使いにくい所にあり、タクシーは一律25cuc(2500円くらい)と高いので、イケメンバックパッカーを見つけたら拾ってもらえるようにロックオンするか、自らイケメンを拾うなどすることをお勧めします。お金のないバックパッカーは、タクシーシェアをきっとNoとは言わないことでしょう。

それにしても、ATMの長蛇の列の中でも、この2人、特にイケメンではないか!

「オビスポで会えると思ってたわ(ハート)」と声をかけて、ポン子を紹介し挨拶を。

イケメンくんたちも我々と同じく、1人は(ロン毛くん)長い休みを取ってメキシコのカンクンでダイビングをし、

もう1人は(背の高い方)途中から旅に合流し2人でキューバにやってきたらしい。

私たちもだよと伝え、盛り上がり、我々はじゃっかん目がハート。

でも、まだ始まったばかりのハバナ旅。

これが旅の最終日の夜とかなら一緒にご飯行こうと誘うところだけど、何となくそのままアディオスしました。

そう、ここでアディオスできるのが大人の女。

そのあと、オビスポ通りをポン子と歩きながら、

ロン毛ドレッドのドミニク・モナハン似のマーティンと、

背の高い方のラースと、

どちらがタイプかをポン子としばらく議論。

(2人とも顔はロン毛くんがタイプだった。)

タクシーではラースがたくさん話しかけてくれたこと、

旅慣れて自由気ままなのはロン毛のマーティンの方だから、いざ付き合うとなると大変かも、というどうでもいい話をしつつ

(こんなどうでもいい話を長々と引っ張れるのが想像力豊かな大人の女)

ポン子は英会話スクールに通い始めたのにろくに英語で彼らと会話が出来なかったことを嘆き、

「あーあ、また会いたいな」と言ってるうちに中央公園に到着しました。

オビスポ通りは、それくらいの、

大人の女にとってちょうど手頃な距離なのでした。

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②中央公園からハバナ・バスツアーでGO

パルケセントラルこと中央公園の周辺はクラシックカー祭り!

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青い車を見ると脳内に流れるスピッツの曲

〜君の青い車で海へ行こう
おいてきた何かを見に行こう
もう何も恐れないよ〜「青い車」

バス停の標識があるので、そこで待っているとこのバスがやってきます。

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色々観光地を旅したことがある人ならどこかで一度は見たことのある二階建て観光バス。

通称「Hop On Hop Offバス」

バルセロナやクアラルンプールやロンドンなどで見かけるやつ。

私はどこの国でも、あれに乗ってる人を見ると、おのぼりさんな雰囲気が気恥ずかしくなるので乗ったことがありません。と言うか、よく知らないけど大体ああいうバスってめちゃくちゃツーリスト価格で高かったりするし。3000円以上するんじゃないかしら、調べたこともないけど。

しかし、ハバナは、

ツアーバスが路線バス感覚で使えそうだということと、

値段も10cuc(1000円くらい)で乗り降り自由、

名所は見るだけで気が済むかなという自分の思いと、

ポン子もいるし何時間も暑い中引きずり回して歩くのもな…という気持ちで、

ハバナ観光に1日しかない場合、たまにはこういう「清く正しい観光客(私見)」をやってみてもおもろいかも!という気持ちで乗ることにしました。

ルートや時刻表などの詳細はこちら↑のHPにあります。

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バスが来たら乗りこんじゃえばOK。バスの運転手さんに10cuc払えば、チケットとパンフレットがもらえます。

③T1ルートでマレコン通りから革命広場へ

2階建てバスはやっぱり2階に上がりたいタイプな私。

ルーフトップ型だとしても、気温30度を越えていようとも2階へ上がってしまいます。

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結構バスの中は混んでます。

T1ルートのバスは中央公園、カピトリオを見ながらマレコン通りを走り各ホテルを周り、新市街地の見所の革命広場まで行って帰ってこれるコースで1周2時間くらい。

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海沿いのマレコン通りを走る間、

海を見下ろす感じや、

クラシックカーのポンコツ音が聞こえてきて爽快。

ポン子の高いイケてるお帽子と、私がハバナで買った500円の帽子とを平等に吹き飛ばそうとしてくれる潮風。

最高だぜ。

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モーガン・フリーマンも大坂なおみもツアーバスでは2階に行きたいタイプらしい。

なんて言ってるうちに汗だく。

やはり暑さが我々を容赦なく襲う。

こんなシチュエーションで、ポン子はしばらく気絶(1睡眠)し、私は1人で顔を汗でテカらせながら、マレコン通りを越え、偉い人が泊まる高級ホテルなどを何軒か巡り、革命広場に到着し降りることにしました。

T1ルートのツアーバスは、30分ごとに次のバスがやってくるので、降りてまたそこのバス停へ30分後に行けばまた乗って進めるシステム。

というわけで、次のバスが来るまで革命広場で30分間の小休止です。

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世界各国のお偉いさんが泊まるナショナルホテル

革命広場Plaza de revoluciónでチェにご挨拶

革命広場というのは、Theキューバな場所。

英雄チェ・ゲバラとカミーロ・シンフエゴスの大きな顔のサインがある場所。

一筆書き風なのがまたいい。

実は、ドイツ人のイケメン2人と乗った行きのタクシーで、ここに寄ってもらい、私は昨日車窓から見ているのですが、

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いざ近くで見てみると迫力がすごい。

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キューバに降り立った感がMAXです。

革命広場はその名の通り、集会が行われたり、キューバ国家の中枢機関が集まっているという場所。

ちなみにゲバラが描かれてるのは内務省、 カミーロの方は情報通信省。

永田町に信長が描かれてる感じかな?いや違うか。

 

こういう場所なので、とりあえずやるよねーな写真撮影に取り掛かりました。

まずはその辺にいたおじさんにシャッターを押してもらい記念撮影。

少し遠くてイマイチかな?

何故か納得いかず、私とポン子の灼熱の中のセルフィー大会の開始。

iPhoneで連写したりタイマーしたり自撮り棒を伸ばしたりしながらの自撮り。


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……。

寝不足の浮腫んだコンディション、

2階建てバスで潮風に吹かれまくった髪、

30度を超える日差しを浴びテカり気味な顔、

そして恐ろしいくらいの逆光で目が開かない。

アップでの自撮り撮影は難易度MAX。

大人の女はなかなか納得がいかない生き物。

なもんでしつこくトライ&エラーを繰り返し、

結局、1枚目のおじさんが撮ってくれた写真が1番完成度が高いということに気づいたのはだいぶ後のことでした。

 

その後も、ゲバラとクラシックカーのコラボ写真を撮るためにええ感じのクラシックカー出現待ちをしたり、 ゲバラとカミーロをうまく一枚に収めることに夢中になったり、素人がこぞってフォトグラファー気取りになるのも、

きっとキューバという国のせい…。

 

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我らが2階建てツアーバス

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Hasta la victoria siempre

 

次回、(観光編その2)へ続きます 

 

 

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