こんにちは、あられ(@n0riarare)です。
大阪に地震や台風があると、真っ先にオランダ人の友達2人は心配して連絡をくれます。日本のニュースをチェックしてくれているようです。 離れていても気にかけてくれる人がいると嬉しいな。
いや、むしろ、離れていれば離れているほど嬉しく思う。
私もオレンジ色やミッフィーを見るたびあの2人を思い出す。元気かなー?って。
ブログを書いたり、写真を見直すとなおさら思います。
楽しい思い出に浸りつつ、今回もアムステルダム旅の続きです。
- アムステルダムを弾丸で効率的に回るコースは?
- ①アムステルダム博物館で最初に街を知る
- ②オランダ風パンケーキPannenkoekを食べて休憩
- ③アムステルダム中央駅のピアノを弾こう
- ④日本語ガイドで快適ボートクルーズ
- ⑤世界で最も美しい映画館Tuschinskiをのぞく
- ⑥百貨店で買い物⑦花市場⑧I Amsterdamへ
- ⑨風車のビール醸造所で乾杯!
アムステルダムを弾丸で効率的に回るコースは?
「アムステルダムのCity sideを見たい」という私のリクエストに応えるべく、2人のガイドでアムステルダムの中心地に繰り出すことになりました。
まずは、アムステルダムの歴史や街の特徴、市民の精神性を分かりやすくグラフィックや映像を使って学べる歴史博物館へ行き、
日本語音声ガイド付きの1時間のボートクルーズで街の位置関係を確認し、
街ブラするという2人のプラン。
結果、
アムス初体験の何の知識もない私にはぴったりでした。
どうしてもゴッホを見たい!アンネ・フランクの家を見たい!という人は、前もって下調べをしてチケットを予約したりしているはず。
逆に、そうじゃなくて、フラッとオランダに来ちゃった人や、人の多い観光地や美術館はちょっと遠慮しようかな…という人なんかは、アムステルダムという街や市民の暮らしを知る!なんてのもいいと思います。
ゴッホやレンブラントの展示は最近、関西に来ていたし、せっかく友達に会いに来ているのに、いわゆる代表的な観光ルートを辿るのも別にいいかなと思っていたので、2人のプランに完全に乗っかることにしました。
①アムステルダム博物館で最初に街を知る
2人はまずアムステルダムのことを知るにはココが1番!と絶賛する「Amsterdam Museum」(アムステルダム博物館)
すでに、チケットを手配してくれていました。 ここが、なかなか面白い!
オシャレなグラフィックのイラストやビデオでアムステルダムの街の成り立ちを知るコーナーが最高!
飽きさせずに魅せるわー、と感心してしまいました。
まず日本語のオーディオガイドが借りられること。これは大きいです!英語のガイドでは詳細がつかみきれない残念さがあるので。
展示物のそばに貼ってあるQRコードのシールを機械にかざすと日本語で解説を聞けたり、大きな画面で映像で見れたりする仕組みもいい。
オランダやアムスの歴史が分かりやすくまとめられているので、ここに来るだけでアムスの成り立ちが理解できます。
海抜よりも低い土地のアムステルダムがどんな風に発展していったか、
土地の下に何万もの杭がうたれている話とか、
この国は同性愛やドラッグに寛容やでーという自由な雰囲気も全面に出ています。
ここを見てから街を歩くことで、より一層、アムステルダムの町歩きが楽しくなるので、
まずはこのあまり有名でない、観光客も少ないアムステルダム博物館に立ち寄り知ることから始めるのがオススメです。
私の愛するカートもいた
②オランダ風パンケーキPannenkoekを食べて休憩
エリナが調べてくれていたオランダ風パンケーキ専門店で休憩。
シンプルなやつ、フルーツタイプ、おかず系、小さいタイプもあって3人で4種類頼んで食べましたがどれも美味しかったです。
大阪に唯一のオランダ料理屋があって以前食べに行ったことがあり、現地で食べたかったから、大満足でした!
③アムステルダム中央駅のピアノを弾こう
アムステルダム中央駅のピアノに定点カメラを置いたBSの番組を見たことがあったので、興味半分で見に行きました。
この駅の構内の広場にポツンと置いてあるピアノは、誰でも自由に弾けることができます。 ビートルズを弾いている若者やショパンを弾いてる人など自由です。ピアノをフラッと引く通り過がりの人にもいろんな人生がある、っていう番組だったような。
私も弾こうかと思いましたが、中学生以来まともにピアノを弾いていないので聴く方に専念しました。
ピアノを弾ける人は、旅先の駅のピアノでふらっと弾くとか、素敵ですね。
猫踏んじゃった以外のさらっと弾けて、かつ誰もが知ってる名曲を練習しておきたいものです。
ちなみにこの駅は東京駅のモデルらしいです。レンガな感じが似てるのかな?大阪人なのでイマイチわかりませんが。
④日本語ガイドで快適ボートクルーズ
あの2人のプランのいいところは、ミュージアムもボートも日本語の音声ガイドのサービスがあるところを探してくれているというところ。英語がイマイチな私のことをよく分かってらっしゃる!
ボートクルーズは長蛇の列でしたが、次々とボートが来るので列の割にはすぐ乗れました。
やっぱり川のある街が好きや!と痛感。
ゴッホ美術館や、アンネフランクの家も通り、日本語の解説でしっかり理解できて大満足。
エイファが面白半分に日本語のガイドを聞いて、「ビンセント・ヴァン・ゴッホ」の日本語の発音に爆笑し、その後、延々と正式なオランダ語の発音を練習させられる羽目にあいました。(そしていつまでも言えなかった私)
⑤世界で最も美しい映画館Tuschinskiをのぞく
ボートを降りて街ブラを開始。
暑かったので、ちょっとだけ休憩しようと言われ立ち寄ったのが映画館「Pathé Tuschinski」
2人が買い物の途中とかによく立ち寄るというお気に入りスポット。
アムステルダムで1番古い歴史ある映画館らしく、入ってすぐの広間の絨毯やソファーが素敵。
あぁ、なんか、買い物の途中にちらっとここに寄りたくなるの分かるかも。
映画は見ませんでしたが、こんな映画館で古い映画とか見られたら雰囲気抜群やろうな。
いつかここで見たい…
⑥百貨店で買い物⑦花市場⑧I Amsterdamへ
2人がお揃いで持っている水筒が可愛かったので、私も買いたいと言うと、アムステルダムの百貨店に連れて行ってくれました。
Made In オランダの「dopper」という商品で、街行く人も何人か同じものを持ち歩いているのを見かけました。
一見よくある普通のウォーターボトルなんだけど、コップにもなるというデザイン。
青と白の2色を買ってしまいました。
帰国してから調べたら割高だけどAmazonや楽天で普通に買えるようです。
機能的なデザインで、まだあまり日本で使ってる人を見かけないのでオススメ!
そのあと、チューリップを見に花市場に行ったり、買い物したり、有名なI Amsterdam のサインのあるところへ行ったり、おしゃべりしながらブラブラ。
アムステルダムって意外とコンパクトで歩いて回れるし、疲れたらトラムもあるから見どころは離れてるように見えて近い。
どこを切り取っても水路とボートと家と自転車。街歩きに最適でした。
街歩きをしながら2人が教えてくれたことは色々あって、例えばアムステルダム中央駅前のVICTORIAホテルのこと。
駅前の開発でホテルを作ることになって、そこに住んでた人たちが立ち退いて行く中、一軒だけ立ち退かない家があって、そこ以外でホテルを作り始めちゃって一部だけ家になったけど、その家の人が転落死して、今は結局ホテルに吸収されたとか。
特徴あるアムステルダムのおもちゃみたいな家々には仕掛けがあるらしいこととか。
古い家は、入り口と階段が狭いデザインなので、ピアノや大きな家具を2階に運ぶためには外から滑車で持ち上げる必要があって、上の方に滑車のためのフックがついているとか。そして、持ち上げやすいように少し手前に傾いて建ってるらしい面白くて疑わしい話。
どれだけ階段が狭いかを、よその家を時々コソッと覗きながら、フックがあったら指差しながら歩いていると、時間はあっという間に過ぎました。
⑨風車のビール醸造所で乾杯!
街ブラの仕上げは、トラムに乗り、アムステルダムで1番大きい風車の下の「Brouwerij t'ij(ブルワリー・アイ)」へ。
ビール醸造所とバルが一緒となっているので、作りたてを飲める贅沢な場所。
ここで、3年前からどうしても私の心に引っかかっていて「ごめんね」と伝えておきたいことを話しました。それから、お互いのこれまでのこと、カミーノでのこと、これからのことなどなど、ゆっくり話すことができて、何だか3人の、クサイ言い方をすれば「絆」みたいなやつが、ぐっと深まった気がするのでした。
その話はまた次回。