こんにちは、あられ(@n0riarare)です。
昨日は大阪で、台風が凄くてびびってしまいました。雨に降られるのは慣れっこなんですが、あの暴風は恐怖でした。
さて、旅の続き、アムステルダムの友達のおもてなし旅の2日目は、ハイキング!
なのにこの日だけ思い切り雨という…。
でも、巡礼で暴風雨の中ピレネー山脈をともに越えた私たち3人は、
「懐かしいね!この感じ!」
と喜びながら(半分雨を恨みながら)、歩いた21km。
オランダの文化を学びながら散歩するという楽しいスタンプラリーイベントでした。
なかなかアムステルダムに旅行に来て、こういうイベントに参加する人はいないと思うので旅の参考にはならないかもですが、
悪天候の風景写真とともにレポートします。
雨の中21kmウォーキングスタート
アムステルダムのSlotervaatにある2人の家から早朝、車で出発です。
今日は、前もってエントリーしていてくれたle champion(Homepage - Le Champion)というオランダのイベント会社主催のウォーキングイベントに参加!
スタート地点のCastricumまで40分くらい。
エイファの運転で行きます。車はプジョー。
どうやらこの2人はリッチなようです…。
そして、雨の中、レインジャケットを羽織りスタート。
スタンプラリー用のクレデンシャルのようなスタンプ帳をもらい歩き始めます。
涼しくて、むしろ雨で良かったな。
3人で歩きながら、3年前のカミーノの初日を思い出します。
↑3年前、初めて一緒に歩いたカミーノ初日の写真↓
思い出した、思い出した!
そうそう、2人はガシガシ歩くけど、エリナはスタミナがなくて時々スピードが落ちて私と並んで歩く。
エイファはそんな私とエリナを待ってキャンディーやスナックをくれる。食べてエネルギーをたくわえなさい!って感じで。
要所要所でエリナが「Check the map!」と言って地図でルート確認。
カミーノでもやってたなー。
少し晴れ間が出てくると、サーファーのエイファが「Sun!」と言って喜び、エリナは暑いのが嫌いで「Shadow!」と言って日陰に逃げる。
また雨が降り出すと、そのたびに、レインジャケットを着たり脱いだりする忙しい私を見て笑う2人。
変わってないなー。また一緒に、今度はオランダを歩けて良かった。
今日のウォーキングはカミーノほどハードじゃないので私が遅れをとることはなく、一緒に進む3人。
非常に愉快でした。
オランダの風車や運河や家を見ながら歩く
「これぞオランダ」というCountry sideを見たいと言った私の希望通りの風景。
名前も知らない場所だったけど、やっぱり私はこういう緑のあふれた道を歩くのが好きだな。
のんびりと十二分に堪能させてもらえました。
古き良きオランダの伝統に触れる
このイベントはポイントがいくつかあって、そこでは、その街の伝統文化に触れるワークショップがあったりして、なかなか楽しい。
鍛治を見せてくれたり、
昔のやり方で洗濯をする女性がいたり。
(そして、遊びに来た孫に「おばあちゃん、どうして今日はそんな格好してそんなことしてるの?」と言われ「仕事なのよ」というやり取りをしている洗濯する女役の、素のおばさんの方が面白かった)
中世の衣装を着て音楽を演奏する人がいたり、
ご機嫌エリナちゃん
Zevenbladというイワミツバをペーストしてクラッカーにはさんで食べたり、
あちこちで色々つまみ食いしたり、
お手製のハーブティーを飲ませてもらったり。
2人も歩きながら色々教えてくれます。
例えば、風車の羽根の部分に色付きの布を付けて、少し離れた場所の風車の人にメッセージを送ったりできるとか。「好きです」的な、幸せの黄色いハンカチ風使用もできるらしい。
風車はただ回っているだけではなかった。
王室のイベント時はオレンジ色の布を付けるよとか。この日も王室の誰かの誕生日だったらしい。
また、家の前にコウノトリ?らしき鳥のモニュメントが出ているところは、最近赤ちゃんが産まれたことをお知らせしてるんだよ、とか。
何かいいな、オランダの人の暮らし。
カストリクムのビーチでランチ
無事ゴール!
その頃には空は晴れていて、21kmの散歩を6時間弱でゴールし、記念のメダルももらいました。
腹ペコだったので、ランチは、「近くのカストリクムにビーチがあるから、ビーチのレストランで簡単なオランダ料理でも食べよう!」ということになり、プジョーで出発。
曇り空のビーチなので、それほど混雑もなく、砂浜のすぐ横のテラスでランチタイム。
Bitterballen (ビッターバーレン)というコロッケみたいなやつとメキシコ料理のナチョスにトロトロのオランダのチーズがたっぷりかかったやつを。
ビッターバーレンはピリッとした味のミンチ肉のコロッケ。 ビールに合う感じです。
「美味しい」という意味のオランダ語「レカー!」を学び、連呼。
凧揚げかと思いきや、サーフボードごと空を飛んでるマリンスポーツをしている人を見ながらのんびり過ごす昼下がり。
彼女たちは、ビーチへのんびりしに休日によく来るらしく、
アムスっ子が過ごす休日に、
アムスっ子が好きなオランダのファーストフード的なものを食べる。
私にとってはとても贅沢な時間。
最高でした。
続く