マドリードに無事着きましたが、とりあえず、とにかくビルバオに急いでいます。
マドリードに13:55着だったはずが30分以上飛行機が遅れて到着。今日中にスペインの北のビルバオに着くにはとにかく急がねばなりません。なので、普段は絶対に乗らないタクシーを使うことにしました。
マドリードのバラハス空港からタクシーで市街地へ
タクシーは長蛇の列でしたが、どんどんタクシーが来るのですぐに私の番に。
よっしゃ、スペイン語で行き先かましてやるぜ!「キエロ・イル・ア〜」と心で練習したら、何と、タクシーの運ちゃん(運転手のこと。大阪弁かしら?)が生粋の日本人。日本人ですね?どーぞどーぞとか言われて肩すかしをくらいました。
でも、とてもいいおじさんで、観光業の傍らタクシーの運転手もしているとのこと。10月頃からのNHK出版のスペイン語講座でコーディネートの仕事もするらしいです。日本語でお喋りタイム20分で、アヴェニダッド・アメリカバスターミナルに到着。空港からは定額の30ユーロを支払いました。(いつもバスかメトロなのでなかなかの出費…。)
バスALSAでマドリードからビルバオへ
キエロ・イル・ア・ビルバオ!を合言葉にチケット売り場で31.15ユーロを渡し、猛ダッシュ。ビルバオ行きのバス出発の7分前に滑り込みセーフ!そのままバスに乗り込み4.5時間揺られます。
ALSAのバスは、広いしトイレ付きやし個別のモニター付き、USB充電可能で映画もインターネットもできるしWi-Fi飛んでるし最高!
と書いたものの、私のモニターだけ壊れてX-MENのオープニングで固まって4時間見れないままで満喫出来ませんでした。
途中の町で、30分の休憩を挟み、土砂降り豪雨の中走ります。
隣の席のおじさんが、色々話しかけてきて、カミーノ・デ・サンティアゴを歩くと知ったら、俺も昨年歩いたよと、お喋りもエスカレート。おじさんは英語が全く無理なのでgoogle先生に助けてもらってコミュニケーションをしておられました。
ビルバオでのオススメ料理を尋ねたら、悩んだ挙句この画面を得意気に見せてくれました。さて食べれるでしょうか…。
文字なら英文の方がいいと思うよ…
ビルバオで待つ男…
実は、ビルバオで、とあるアミーゴと待ち合わせです。彼の話はまた次回にでも。
昨年、私と彼は、カミーノの町でよく一緒にいたので、ブランジェリーナと呼ばれていました。
(注意:決してどちらもブラピでもなければ、アンジェリーナジョリーでもなかったけど、巡礼者同士で似ているハリウッドスターの名前で呼ぶのが流行り、みんなが知ってるアジア人がいなかったので、ドイツ人のメグライアンが無理矢理ひねり出したのが黒髪のアンジーだっただけです。ごく一部のおじさんおばさん連中にだけ呼ばれていて、返事をするのが恥ずかしかった思い出…。)
そのベルギーのブラピと再会し、スペインのバスク地方のうまいもんを2人で食いまくる計画を急に決めたので、空腹に耐えてバスで移動中なのでした。
続く