こんにちは、あられです。
風邪をひいて、無駄に有給休暇を2日も消費してしまい、それが悔しくてまた熱が出そうです。
旅以外で有休を使うのは無駄使いと思っている私。有休は年間20日しか貰えないので、体調管理にとても気をつけているのですが仕方ないですね。「年間20日のためじゃなく、仕事に穴をあけないために体調管理やろ!」というツッコミに対しては、「休みを充実させることが、結果的に仕事のパフォーマンスもあがるんやで」という反論を忍ばせつつスルー。
ま、しかし、風邪が治って出勤したら、事情を知らない仕事関係の人からは、「今回はどこに行ってきたの?」と言われるあたり、私が旅に出る人間だということが知れ渡っており、今後も休みやすいなと思った次第です。
さて、風邪をひく前に、新年1発目の旅に行ってきたのですが、2018年の最初の旅のお宿をご紹介します。
熊野古道の湯ノ峰温泉に新しいゲストハウスが登場
和歌山県の熊野古道を歩きに行く時、大体、川湯温泉のまつや(熊野古道② 熊野古道を何度も歩き中辺路完全踏破【宿は川湯温泉のまつやで決まり!】)に泊まるのですが、2018年は新しい宿を発掘してみようと思い調べてみたところ、川湯温泉のお隣の湯ノ峰温泉に2017年10月から新しいゲストハウスがオープンしているという情報を見つけました。
バックパッカー御用達のゲストハウスでおなじみ、ジェイホッパーズさんです。
私も岐阜県の高山のジェイホッパーズに泊まったことがあるので、できたばかりの「ジェイホッパーズ熊野湯峰」に泊まってみることにしました。
ジェイホッパーズ熊野湯峰のおすすめポイントは?
その① 新しくていい!
もともとあった民宿「小栗屋」を改装して2017年10月にオープンしたようなので、設備は新品!気持ちいい!
洗面台やベッド、トイレもキレイで居心地抜群、寝心地抜群でした。私のようなIKEAファンの方には、「あ、これIKEAやな。あ、これも!」という宝探し的な楽しみ方もできます。
その② 日本の民宿らしさもまたいい!
共有スペースにはなんといろりとコタツがあります。のんびりできました。外観も味わいがあります。
その③自由に使えるキッチンが便利!
海外のゲストハウスのようにキッチンが自由に使えます。
調味料から調理器具までいろいろ揃っています。トースター、電子レンジ、お湯のポットもあり、なんと炊飯器のご飯も自由に食べれます。これが私が声を大にして言いたい良かった点です。
ご飯、白飯があるという幸せ。
持参したふじっこをまぶしておにぎりにして、熊野古道の途中で食べました。
なんで外で食べるおにぎりはこんなに美味しいのかしら?
最高でした。
また、トースターで持参したお餅を焼いて、砂糖と醤油を使わせてもらい、いろりの前でお夜食。那智駅前で買ったみかんも思わず4つ食べました。冬の夜はこうでなくっちゃ。
別の家族は食材を持ち込みお鍋をしていました。そういうのもいいですね。
その④ なんと温泉付き!貸切で。
これは、なかなか珍しいのではないでしょうか?
国内のゲストハウスで温泉付きに泊まったことがありません。(そもそも海外のゲストハウスにもない!)
露天風呂1つ、屋内風呂2つあり、空いている時に自由に使っていいスタイル。風呂の前の札を「使用中」にひっくり返し、中から鍵を閉めれば貸切温泉です。
湯質も良く、スベスベになりました。隣のお風呂からは韓国語のお喋りが聞こえてきました。インターナショナル温泉なシチュエーションがなかなか面白かったです。
ただ、古い民宿の名残でシャワーや蛇口が古くてお湯の出が今ひとつでした。私はそれほど不満に感じずに済んでます。
あと、外には足湯コーナーもあり、本を読みながら足湯をしている欧米人がいました。格好良かったです。
その⑤寝床スペースが広い!
女性専用のドミトリータイプ(6人用)に泊まりましたが、寝床がめちゃくちゃ良かったです。
布団の横に畳半畳ほどのスペースがあり、そこに翌日に着る服を並べておいたり(意外と神経質な私は準備をして寝たい派)、荷物整理もしやすい。そして安いグラグラした二段ベッドではなく、木ではめ込まれた?寝床なので、上の人が寝返りを打ってもギシギシ言わない。地味かもしれませんが、これは意外とドミトリーで泊まる時に大事なポイントです。熟睡度が変わってくるので、ギシギシ言わないベッドであることは見逃せません。
カーテンもついていてプライバシーも保てるし、コンセントもあるし、ほぼ個室です。他に泊まってた人が誰か分からないくらい。(共有スペースでお顔は拝見しましたが。皆さんいい人そうでした。)おかげでぐっすり眠れました。
その⑥安い!一泊3150円!
安い。
これに尽きます。個室もありますが、ドミトリーで全然問題ないです。共有スペースは広いし、食事はついてなくても、台所とごはんがある。温泉も入れて、親切な宿のお兄さんお姉さんが色々教えてくれます。海外のゲストハウスや安宿、ドミトリーが怖い人はここで練習してもいいかも。ゲストハウスの良さがここに全てありました。
毎回お世話になっていた川湯温泉まつやさん、ごめん。
ひとり旅の時は、もうこれからは完全にここに決めました。まつやもいいんです。温泉サイコーやし。
でも、しばらくはジェイホッパーズ熊野湯峰に浮気します。旅先での自炊の楽しみもあるから。
誰かと来る時はまつやに行くからね。
というわけで、熊野古道を歩かれる方に、全力で「ジェイホッパーズ熊野湯峰」をおすすめします。