アラフォー女バックパッカーの無敵の旅の話

働きながら、少ない給料と有給休暇をフルに使って旅をしている勝手気ままな女の旅の話。旅で撮った写真もはさみつ

【大阪発!青春18きっぷ旅2018】本州最南端の串本駅へ。和歌山の橋杭岩はグイグイ来てた。お昼ごはんはどうする問題

こんにちは、あられ(@n0riarare)です。

白川郷の旅(【大阪発!青春18きっぷ旅2018冬】雪の白川郷への行き方まとめ)で使った18きっぷが残っていたので、年明け早々、和歌山へ18きっぷを握りしめて日帰り弾丸旅をしてきました。

(18きっぷは1枚で5回旅ができますし、5人で旅も可能。くわしくはこちら→大阪発!おすすめしたい青春18きっぷ。)

そしてその3日後にまたまた和歌山に向かった私です。

すっきゃなー和歌山、すっきゃねん和歌山。

日帰り弾丸の18きっぷ和歌山旅を写真とともにご紹介します。

 

18きっぷのタイムスケジュール【往路】新大阪〜串本・紀伊姫〜紀伊勝浦

6:27新大阪駅発

なんと乗り換え無しで和歌山まで!

7:50和歌山駅着

セブンイレブンでパンを買えます!

8:05和歌山駅発

9:55紀伊田辺駅着

46分間フリータイム

10:41紀伊田辺駅発

12:16串本駅着 日本最南端の駅!

橋杭岩に立ち寄る

14:53紀伊姫駅発

15:34紀伊勝浦駅着

紀伊田辺駅まではボックスシートの車両で、空いているし、トイレもついてるので安心して乗って(眠って)いられます。

いつもは紀伊田辺駅の売店でパンダ弁当を買うのですが、正月で駅弁の入荷が無かったらしく、ガッカリ。

和歌山駅のセブンイレブンでパンを買っておいて命拾いしました。

紀伊田辺駅から串本駅までは2両しかないので、早めに電車に乗り込んでスタンバイ。

ロングシートの車両なので端っこに座りたい私なのです。

電車は、のんびりのんびり進みますが、海沿いを走るので、ゆっくり景色を楽しめるのも18きっぷのいいところ。

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橋杭岩と和歌山ラーメンと石が鳴く海岸と

日本最南端の駅、串本駅

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串本駅は日本最南端でも有名ですが、エルトゥールル号事件というトルコの軍艦の沈没事件でも有名です。(エルトゥールル号遭難事件 - Wikipedia)

トルコの教科書にものっているくらいトルコでは有名だとか。

親切な行いが海を越えて伝わるって素敵。

そんなトルコで有名なスーパーヒーローの住民が住む串本の海辺を20分ほど歩いて橋杭岩に向かいます。(タクシーなら740円で行けます。)

橋杭岩!グイってる!

不思議な奇岩群のような海岸がドドーン!

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トルコのカッパドキアには負けますが、こちらもなかなか迫力があります。

「今ちょうど引き潮やで!」とトルコ人の命の恩人の子孫の町の人が教えてくれたので、できるだけ海に近づいて進みました。

なんとなく、スペインのムシアの海を思い出させる海岸。

実は車窓から見たことがあったのですが、近くで見れて大満足。

パンダ弁当は諦め、すぐそばの食堂で伸びきった和歌山ラーメンを食べて、そこで売られているトルコ雑貨を冷やかして見て満喫しました。

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無人の紀伊姫駅で見つけた不思議な海岸

橋杭岩から、串本駅の1駅南の紀伊姫駅まで15分ほど歩いてみることにしました。

紀伊田辺駅に着いてみて、何にもないシンプルな無人駅に逆に感動。

電車が来るまで30分ほど時間があったので、暇つぶしに海岸に下りてみることにしたのですがこれが大正解。

ここの海岸は、千鳥の大悟のお父さんが喜びそうな丸い小石だらけで、波音のクセが強い。

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波が引くときに鳴る、シャラシャラシャラ〜。

このサウンド、聴いてるだけでいい夢見れそう。録音して寝る前に聞こうかしら。

ザパーン!という力強い音じゃなくて、石ころが鳴いてるような変わった音。

これを聞けただけでも、無人駅紀伊姫駅に来た甲斐がありました。

18きっぷじゃないと来ることも無かった紀伊姫駅。良かったです。

 

欲張って熊野那智大社と那智の滝

紀伊姫駅から那智勝浦駅まで行き、熊野那智大社、青岸渡寺と那智の滝がある那智山まで、往復1000円のバスで向かいました。

神社(大社)とお寺が隣り合わせにある珍しい聖地。

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ヤバイ!日が暮れてきた。

ゆっくり滝を見るつもりが、行きのバスが、初詣による大渋滞でかなり遅れてしまい、18キッパーは電車の時刻をかなりシビアに意識しなければいけない身分なので、那智の滝はゆっくり見れずに帰りのバスに飛び乗りました。

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ギリギリの終電へ飛び込む。18きっぷのタイムスケジュール【復路】那智〜新大阪

帰りは、バスが那智駅に到着した時刻の4分後に、新大阪まで行くJRの最終列車が那智駅を出るという恐るべきギリギリスケジュール

なんでこんなギリギリのスケジュールを組んだのか自分でも謎。

バスが遅延するなんて想定はしていませんでした。大阪市民はバスに乗らないから、と自分に言い訳してみる。

那智山へ向かう行きのバスが30分くらい遅れたので、

帰りのバスも遅れるんじゃねぇかという那智の人の意見を聞き、

「終わった…。和歌山のどこかで取り残される…。」

と顔面蒼白になる私。

18きっぷでの日帰りは、「できるだけ遠くへ!」をテーマにしがちな私。

終電で帰るという予定をいつも組むのですが、遠く来すぎると帰れなくなる心配があります。

とくに和歌山の南の方は、2時間に1本しか電車がない時間帯や路線があり、電車を一本逃すとどこかでゲームオーバーになります。

今回は絶対無理だと思い、バスの中で、和歌山駅の宿をiPhoneで探していましたが、初詣渋滞が終わっていて、スムーズにバスは走り、予定時刻よりも早く到着!

耐えたー。

終電に飛び乗り、無事大阪に帰ることができました。

ふー、良かった。

肝に銘じます、無事に家に帰るまでが旅!

17:33那智駅発

20:11紀伊田辺駅着 時間があるのでスーパーやファミマ(徒歩5分なので急げ!)で弁当を買います

20:37紀伊田辺駅発

22:24和歌山駅着

22:31和歌山駅発

23:01日根野駅着 向かいのホームに乗り継ぎ

23:02日根野駅発

23:36天王寺駅着

23:40天王寺駅発

00:00大阪駅着

00:05大阪駅発

00:08新大阪駅着

18きっぷ旅のご飯はどうするか問題。紀伊田辺で食料を

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大阪から和歌山南部へ18きっぷで行く場合、紀伊田辺駅で乗り継ぎます。

ずーっと電車に乗っているのにご飯はどうするのかという問題については、紀伊田辺駅をうまく使うことがポイントです。

朝ごはんは、持参したおにぎりとか、和歌山駅のセブンイレブンで買ったりしたものを適当に思いついた時にパクついています。

昼ごはんは、駅弁を食べたくなるので、紀伊田辺駅の改札を出た所の売店でパンダ弁当。

しかも売店前に椅子もあるのでそこで食べちゃうことも可能です。

何を隠そう、私はそこに偶然いたウルフルズのウルフルケイスケ氏と出会い、熊野古道についてやウルフルズの再結成について語り合ったことがある思い出の場所。

電車内で食べるのに抵抗がある方はこちらで食べてみると何か出会いがあるかもです。

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愛してやまないパンダ弁当。唐揚げが乗ってます。

駅前のらあめん子弁慶

紀伊田辺駅の駅を出て右手にらあめん子弁慶というお店があります。

チャーハン、餃子、唐揚げがテイクアウトできるので、それを電車に持ち込むのもアリです。

電車内の臭いテロは気にせずに。

徒歩5分のファミマ

往復10分なので電車の時間に間に合うかハラハラしますが、ファミチキやおでんが食べたくなればファミマへ行きましょう。

徒歩3分のスーパー、プライスカット

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子弁慶の角を右に曲がって3分歩けばスーパー、プライスカットがあります。

フルーツ、お菓子、おにぎりなどもあるのでここで買うと安上がりです。

和歌山のみかんは甘くて安くてびっくりしますよ。

それよりも、シャッター商店街ぶりにびっくりしたりして。(時期と時間帯のせいかもですが。)

と言うわけで、かなり無謀なスケジュールで日帰り弾丸和歌山旅してきました。

ちょうどスーパームーンの日で、満月が電車を追いかけてきました。

エレカシの「今宵の月のように」な気分のそんな夜。

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ポケットに手を つっこんで歩く
いつかの電車に乗って いつかの町まで

もう二度と戻らない日々を
俺たちは走り続ける

明日もまたどこへ行く
愛を探しに行こう
見慣れてる町の空に
輝く月一つ

いつの日か輝くだろう
今宵の月のように

最終的には、素敵な2018年の旅はじめとなりました。

*