アラフォー女バックパッカーの無敵の旅の話

働きながら、少ない給料と有給休暇をフルに使って旅をしている勝手気ままな女の旅の話。旅で撮った写真もはさみつ

弾丸ポルトガル、ポルトへ。土砂降りは悲劇の始まりか…。

カミーノでの日々はまだ自分の中で整理できないくらいの素晴らしい時間だったので、それをすっ飛ばして、最終日3日間をブログにアップします。

 

急に決めたポルト行き

カミーノ巡礼で無事サンティアゴまで到着した私は、当初の予定を変更し、数日ゆっくりサンティアゴで過ごしました。

サンティアゴの巡礼者を祝うミサで完結してしまった感がすごく強かったということもあります。

サンティアゴで一緒にゴールした仲間と離れがたかったのもあります。

毎晩の大宴会が楽しすぎたのもあります。

1人ずつがそれぞれの家に帰って行く中、私もそうしようと思いはじめました。

西の果てのフィステーラまで行き、ムシアにも行き、どこに行っても土砂降りの中、ペレグリーノの中でも行く人が数人いたポルトガルのポルトへ行ってみようかという気になり、出発しました。ポルトへはサンティアゴのバスターミナルから4時間くらいです。

またサンティアゴからは10時と12:30しかバスは出ていません。最後に一緒に過ごしたジュリアと固いハグをして10時のバスに飛び乗りました。

ポルトがどういう場所なのか、バスの中でWIFIを使って調べようと思っていたら、まさかのWiFi故障。4時間あれば調べれるかなと単純に考えていたので、町のどこにこのバスがつくのか、どこに何があるのか分からないままバスは走り出しました。「おいおい、WiFi直せや」と20分に1回はWiFiをチェックしてガックリの繰り返し。

まあええわ。

GoogleMAP先生がオフラインでも使えるし、キティーやジュリアから聞いた「francesinhaという謎の食べ物を食べろ、そしてポルトワインの、中でもグリーンワインを飲め」というミッションをクリアすれば何とか楽しめるはず。そう思ってWiFiは諦めました。バスの窓からはカミーノ巡礼のポルトガルの道が続いていて、道を歩く巡礼者を見て遠い昔のような気がしたり、歩いている人を羨ましく思ったりしながらあっという間の4時間。途中パスポートチェックがあってから、謎の場所に到着。

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OPORTO CITY HOSTELへ

隣に座ってたドイツ人男子もWiFiで調べようとしてたらしく、私と同じく調べられないままポルトに着いちゃったため、不安そうな顔で「ここはどこなの?」と聞いてきました。

「ポルトであることは確かやで!」と言い、2人でフラフラと地図探し。地図を見てCasa da Musicaという地下鉄の駅付近だという事が発覚。それならホステルまで行ける!と思いとりあえずホステルへ。ドイツ人男子が僕を置いて行くの?と言うもんで、「何なら私の宿へ行く?私は昨日予約したからベッドはあるけど、行ってあるとは限らないよ」と言うと、諦めてこの辺を探すと言ってお別れ。「すまんな!私は今回ばかりは予約したのだよ。」と心で謝りながら向かいます。

Casa da música の駅から3つで私の宿のあるTrindade駅に到着。駅から3分くらいでホステルに到着し無事WiFiをGETしました。

ポルトに弾丸で行く予定の貧乏旅行の人はこのOporto city hostelがベストアンサーです。

逆にここを選ばない理由はないです。

ポルトシティホステルをagodaでチェック!

1.何と言っても安い。

前日agoda予約で1600円くらい。

2.キレイ!部屋もそれ以外の空間も。

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3.ベッドは二段ベッドだけどギシギシ言わない。

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4.働いているスタッフが超絶イケメン

(写真なし)

5.Trindade駅はどの路線のメトロも通る。アクセス便利。

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6.Trindade駅から2時、3時、4時と深夜も空港行きのバスが出ているので早朝便ならここに泊まる他ない。

実は翌日、6:30のライアンエアーを予約していたので、4:30には空港にいるために、空港泊しようと思って調べていました。ポルト空港は、寝やすい空港ランキングの上位に入っているので、ここは一つ空港野宿を久々に決め込もう!と思ってたのですが、1600円でシャワーを浴びれてベッドで寝れるならと思い直し、ホステルに泊まりました。アラフォーなもんでやはりベッドが欲しい。

弾丸ポルト観光

WiFiで観光スポットをチェックし、部屋に荷物を置いてすぐさま街に繰り出しました。

どうやら見所は徒歩30分圏内にほぼ集中してるようで、ホステルのイケメンにもらった地図を頼りにブラブラ。ポルトガルでも土砂降りだったので、ビルバオで買ったビルバオ柄の折り畳みをさしながら、見所を見て回りました。

1.francesinhaとやらを食らう

何と、ポルトガルの(ポルトの?)サンドイッチは夢の共演です。

下から順に、

トースト、ハム、ウィンナー、ビーフ、ハム、トースト、とろけるチーズ、卵、甘めのソースで構成されています。何て恐ろしい子。ポテトフライと一緒にどうぞって、完璧すぎる。

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2.世界一美しい本屋へ

その名も Livraria Lello & Irmão(レロ・エ・イルマオン)

ハリーポッターの魔法の世界観のモデルらしいですが、ハリーポッターを一回もちゃんと見てないのでその辺は雰囲気で。

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確かに美しかったですが、タダでは入れません。本屋の左手にある赤い旗の立つショップで4ユーロで券を買って入ります。中で本を買ってその券を出せば4ユーロ割引とのことで、ポルトガル語の本を買うのもな〜と思い、7ユーロもするノートを買いました。でもレジで、ダニエルラドクリフみたいなメガネの店員に、本じゃないから割り引かれないと言われ一悶着ありましたが割引なしでバカ高いノートを購入しました…。

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800円くらいしたノート…

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タイルが綺麗なポルト

 3.夜のポルトを堪能

色々歩いて回りましたが、疲れたので一旦シャワーを浴びに戻り、日が暮れてからドウロ川沿いを散歩。適当なリバーサイドレストランで白身フライを食べました。

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もちろん、ヴィノ・ヴェルデ、グリーンワイン。甘めでさっぱりで、何だかおしゃれ旅行してるみたい、と酔いしれていると土砂降り。パラソルが暴風で飛ばされそうになり、通行人も総出でずぶ濡れになりながらパラソルを押さえます。こりゃヤバいと早々に切り上げ、23時から3時半まで仮眠しに戻りました。

同室のメキシコ人女子のお喋りと韓国人のおっさんのいびきとニンニク臭さ、いびきを笑うメキシコ人女子の笑い声が完全に誤算。とても熟睡とまではいきませんでした。

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だといいな…

 

 

 

 

 

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