アラフォー女バックパッカーの無敵の旅の話

働きながら、少ない給料と有給休暇をフルに使って旅をしている勝手気ままな女の旅の話。旅で撮った写真もはさみつ

羽田空港国際線ターミナルの最高級無料ドミトリーで野宿するアラフォーの巻

日曜の23時に羽田空港に到着してしまった私。本当なら今頃、家のお風呂で湯船に浸かれたのに…なんて思いをかき消し、大阪で明日9時から3週間ぶりに出勤するために、何としてでも横にならないといけない!というミッションのもと到着ロビーから1つ下の階の1階へ向かいました。

 


ネットで調べたところ、羽田空港の国際線ターミナルは24時間やってるので野宿可能とのこと。中でも1階のローソン付近のベンチは競争率が高いよう。まだ23時。この勝負もらった!と思い行ってみたところ、確かにたくさんの海外のバックパッカーや韓国、中国人が大勢横になっています。
ベンチと言っても柔らかいソファー仕様のベンチなので、これは間違いなく寝れる!と確信。
ベンチ5つ分一列が空いてたのでそこに陣取り無事に今日の寝床をゲットしました。
バックパックをベンチに置いても足を伸ばせる長さ。
周りを見渡してふと気付きました。

  1. ローソンがすぐ横
  2. トイレもすぐ横
  3. ゴミ箱もある
  4. 喫煙室もある(私には不要)
  5. 電気も薄暗い
  6. みんな静か(疲れていて話していない)
  7. コンセント有り
  8. すぐ上の階にシャワールーム
  9. 警官が2人で静かに見回り体制でセキュリティー抜群

これはもはや、無料の最高級ドミトリーではないのか?!!と感動。

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スペインのどのアルベルゲよりも充実した宿。こんなにパーフェクトな宿が無料なんて!!
そう思うことにして、アイマスク、耳栓装着。本当はだめですがカタール航空から拝借したブランケットをかぶり、何も見ないようにして眠りにつきました。

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あ、でもあまり眠れなかったです。
実は、カタール航空のマドリードからドーハも、ドーハから羽田もガラガラで、ドーハまではなぜか運良くビジネスに乗せてもらえましたし、ドーハからも3席独占でフルフラットで足を伸ばして横になれたので機内で合計15時間くらい熟睡してました。眠れなかったのはそのせいでしょう。

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24時から4時半まで羽田の無料最高級ドミトリーで過ごし、2階のシャワールーム(30分1030円は仕方ないとします。)でシャワーを浴び6:15の伊丹行きに無事乗り込めます。
伊丹には家族が化粧品と着替えを持って車で迎えに来てくれる予定。これでそのまま出勤できます。でかくて汚いバックパックをかついで通勤ラッシュの電車に乗り込むなんて、私も周りも罰ゲームですからね。
職場のみんなは、まさか私が羽田で野宿してそのまま出勤してくるとは思ってないでしょう。あぁ、またクレイジーだと思われてしまう。別にいいけど。
でも、野宿を内緒にして完璧に仕事をこなしてやろうかしら?とも考えながら空を飛んでいます。
あぁ、私の長期休暇が終わっていく。
仕方ないです。
余計な出費もあったので働くべしですね。

ちなみに、カミーノの巡礼についてですが、とても幸せな日々で、思い出がいっぱいで、思い出すだけで笑けたり、泣きそうになったりするのが現状。まだうまく文章にできそうにありません。最高の旅でした。

 

 

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