こんにちは、あられ(@n0riarare)です。
こないだ気づいたのですが、
この「アラフォー女バックパッカーとの無敵の旅の話」ブログが、今回で200記事目です!
いつも読んでくださっている方々、
なぜかこのブログに辿り着いて読むハメになった方々、
読んでくださりありがとうございます!
旅のノウハウ的な内容を書いた方がいいのかな?と思って旅する人の参考になることを書こうと思って書く時と、
ただただ、旅で起こったことを、自分の思い出のために書く時と、いろいろですが、
これからも、旅が続く限りブログを書いていこうと思っているのでよろしくです!
そんなこんなで、200回目は、改めてバックパッカーである私の相棒(こいつがいなきゃ、バックパッカーですらない)を、紹介してみることにします。
- 旅に出ていない時、バックパックは防災用リュックにしよう!
- モンベル・チャチャパック35の愛すべきオススメポイント
- 10年使用で出てきた問題と対策
- 旧型より進化を遂げた新型チャチャパック
- おすすめの新型チャチャパック
- キトラパックもおすすめ
旅に出ていない時、バックパックは防災用リュックにしよう!
バックパックの紹介前に…。
私の住む大阪で、先日、大きな地震がありました。
我が家は、食器や海外で買った置物やスノードームやミニタジン鍋が大量に割れてしまい、悲しい思いをしました。怪我がなかっただけでもラッキーと思うべきですが。
東日本大地震以降、
旅に出ていない間、私の相棒のバックパックは、片付けずにそのまま防災用のリュックとして、防災グッズを突っ込んで寝室に君臨してもらっています。
防災バッグとして大変身です。
防災グッズはこんな感じ
- 寝袋・トラベルシーツ
- トレッキングシューズ
- ヘッドライト
- モバイルバッテリー
- ユニクロプレミアムダウン
- サバイバルナイフ
- 歯ブラシ・洗顔セット
- アイマスク・耳栓・マスク
- 靴下や下着類
- 絆創膏、常備薬
- 水
などなど。
なんと、旅で使うグッズを、そのまま防災グッズに活用です。
今回の大阪北部の地震で、ガスが断たれてしまったので(もう復旧しました!)、アウトドア用のコンロとガスボンベも追加で入れておくことにしました。
わざわざ、防災カバンとかをセットで買わなくてもバックパッカーなら、ある程度のものは揃っていると思います。
寝室に置いておくだけで、家でも心強い相棒になるので、旅をしていない時も、側にいてもらいましょう!
旅先の安宿の一角
旅から帰って、片付ける場所に困るバックパックもこうすればOK!
しかも、これが寝室にあれば、
いつでも放浪の旅に飛び出せる気がするし、
旅をする夢も見れそうな気がする。
バックパック=防災リュック的活用をバックパッカーの方々におすすめします。
では、相棒のご紹介!
モンベル・チャチャパック35の愛すべきオススメポイント
私が11年間愛用しているヤツはこちらです。
モンベルのチャチャパック35です。ただし私のは旧型。
チャチャパックっていうのは、北方四島・国後島最高峰で、国後富士の異名を持つ「爺爺岳(ちゃちゃだけ)」が名前の由来らしいです。
コイツの特徴を説明していきますね。
35リットルはちょうどいいサイズ感
欧米人で、時々めちゃくちゃでかいバックパックを担いで歩いてる人がいますが、あれはやめた方がいいです。
日本人の体に合わないと思います。
ああいう人たちは、本当に余計な物やかさばるもの(普通のドライヤーとかテントとか)を持ってきてたり、小さく綺麗に収納したりしないので、必然的に荷物が多くなるので。
それにバックパックがあまり大きいとLCCの機内に持ち込めないので、追加料金を取られちゃいます。
私は、機能性を求め、荷物を出来る限り軽く小さく癖があるので、バックパックは35リットルでも十分なのです。
35リットルでこれくらいのサイズ
いつも行きはスペースは半分くらい。
帰りも、色々買って帰っても何だかんだでLCCの10kg以内にするルールをクリアできるサイズ感。
それに、チャチャパックの35リットルは、それ以上入れれる余地があり、多分他社の40リットルくらいではないかと感じています。
数ヶ月のインド放浪時も、3週間のヨーロッパも余裕でこれ1つで容量は大丈夫でした。
インドの列車にて
1気室タイプが私には向いている理由
1気室、2気室は悩むところかも知れません。リュックの中のスペースが大きく1つの1気室なのか、2つに分かれている2気室なのか。
これは好みや性格で選んでいい気がしています。
私は、あまりポケットの多いカバンだと、物をどこに入れたか探しまくるタイプです。
とにかくカバンの中で物をどこかにやってしまう…。
あと、ポーチ病。
ポーチやオーガナイザーにまとめて荷物を小分けしているので、2つに分かれていると、入れにくいし、物をどっちに入れたかまた迷うはめになります。
なので、私は、1つの大きなスペースにポーチ類をポンポン入れるスタイルが向いています。
ファスナーではなく紐で締める良さ
ポーチとかカバンに物を詰めすぎてなかなかファスナーが閉まらない…なんてことがよくある私。なので、巾着のようなひもで締めるタイプが気に入っています。
膨れ上がるくらい物を入れても何とか収まるので安心。
前のポケットには液体類を入れるべし
バックパックの表面に1つあるポケット。
このポケットのサイズと、無印良品の吊り下げ式のポーチのサイズがちょうどぴったり。
なので、ここにシャンプーやら化粧水などの液体類をジップロックに入れポーチに入れてイン。
ここだと、空港の荷物検査で「リキッド類を出してトレイに置け!」と言われても、すぐに出せます。
「ここのポケットにはこれ」と決めてしまえば荷物を探しまくる時間が0で済みます。
両脇のポケットには靴を突っ込むべし
ポケットに入らない時は両サイドに挟んで固定
ここには、カミーノ用のトレッキングシューズや、トレッキングポール、コンバースのスニーカー、テバのサンダル、ウォーターボトルなどあらゆるものを突っ込んできました。
突っ込みすぎてゴムが伸び切ってきました。
どんなに工夫して袋に入れても、バックパックの中に服と一緒に運動靴を入れることに抵抗のある、神経質バックパッカーです。
なので靴はバックパックの外側です。
一度、パリに着いたらコンバースが左だけ失くなっていて、「新しい靴を買わなくちゃ」ミポリン状態になったことがあるので、カラビナでしっかり留めるように気をつけています。
外側にものをくっつけすぎる癖あり
上蓋のポケットには雨具や小物を
このバックパックのトップの部分のポケットも便利。
だけど、何を入れるべきかいつも迷走しています。
タブレットとかノートや本、お菓子など入れていたことがありますが、急な雨に1番やられるところなので、今は、レインジャケットとジップロックに入れた地図とかノートにしています。雨具をさっと取り出せるのは雨女バックパッカーにとって必須。
鍵もちゃんと付けれます。
外側のちょっとしたネットポケットも便利
ネット状のちょっとしたポケットにはいちいち中に入れるのが面倒なものを突っ込みます。
一度使ったビニール袋とか、バックパックのレインカバーとか、ビーチサンダルとか、腰痛防止のやわことかとか。
突っ込められない時はくくりつける
小さいポーチに飴ちゃんを
ウエストベルト部分や、他のバッグにもくっつけられるスナップで取り外し可能な小さいポーチがなかなかいいのです。
酔い止めなどの薬や、小さい日焼け止めやリップクリーム、ティッシュ、飴ちゃんなど、
とっさの時に必要な自分をケアするものたちを入れています。
飴ちゃんはコミュニケーションツールとしても必須!
悪目立ちしない色合い
「ちょっと地味だったかなー」としばらく後悔していたグレーと黒の色合い。
可愛い女の子たちが赤やピンクのバックパックを背負っているのを恨めしく思うこともありました。
だけど、11年使っていて思っているのは、この地味具合、ちょうどいいなってこと。
悪目立ちしない。
ピンクなどは、確かに可愛いけど、遠くを歩いてても、ドミトリーや安宿に置いてても、持ち主が「女」っていうのがすぐ分かる。
「あ、女の子いる!」と良からぬ人までに教えてしまうことになるかもと、警戒心レベルマックスになる私は思うのです。
何かと色々、目をつけられやすいと思うのです。
出来る限りリスクは回避しておきたいので、
ピンクとかよりも地味な色で良かったと今は思っています。
汚れも目立ちにくいし、
ストラップやキーホルダー的なワンポイントでオシャレ出来るし、飛行機から荷物をピックアップする時も、レインカバーが真っ赤なので目立つし。
それに11年前のチャチャパックはもう売っていないし、同じバックパックに最近出会ったこともない。
と、地味カラーを選んでしまった私は、その選択を正当化するために11年間色々思いながら、「この色で正解!」と自分に言い聞かせ続けているのでした。
背中はフィットする形で調整可
背面には、プレートの様な物が入っています。買った時に、モンベルの店員さんに私の背中にフィットする様に形も変えてもらいました。
プレートは、取り外しができるので、体型が変わったり、形が歪んでも、モンベルのお店に行けば、いつでも調整し直してもらえます。
しかも、背中部分がメッシュのウレタンで蒸れないのもいい。
クッション性があって空港で寝る時の枕にちょうどいいし、
荷物を運ぶ人に投げられても大丈夫。
バイクから飛ばされても無傷で済んだのはこいつのおかげです。
10年使用で出てきた問題と対策
とまあ、良いことばっかり書いてきた、使えば使うほど味わいのあるバックパック。
さすがに10年以上一緒に旅すると、人間と同じように老化しくたびれてきました。
だけど、買い替えようとはまるで思ってすらいない物持ちのいい私が、バックパックの老化問題ともどう向き合ってメンテナンスしているかを書いておきます。
裏地が剥離してくる問題
雨具にしていたパタゴニアのトレントシェルと同じタイミングで同じような事態が起こりました。
裏地がポロポロとカスのように剥がれ落ちてくる問題。
防水ポリウレタンコーティング(PUコーティング)が経年劣化でポロポロ剥がれてしまうようです。
汚らしくて、物を入れてると剥がれたカスが付いてくるし、泣きそうになりました。
で、調べたところ、
「重曹」でやっつけられるらしい。
お風呂に43度のお湯をため、重曹1パックをぶち込み、バックパック(とパタゴニアのレインジャケットも)を一晩つけ置き。
何と不思議!綺麗に全部簡単に取れるようになり、一皮むけたバックパックの出来上がり。
防水効果は薄れますが、レインカバーと防水ポーチでセーフです!
ゴムが伸び切ってくる問題
両サイドや表面のメッシュ状のポケット部分のゴムが伸び切って、だら〜ん。
ペットボトルも何回も落ちます。
これは、きつめのゴムを伸び切ったゴムに沿ってミシンで縫い付けて応急処置。
何とかカバーできています。
型崩れ問題
洗濯機にぶち込んで無理やり洗ったり、風呂場でワイン造りのように足で踏みまくって洗ったりしているもんで、背中の形が変形。
でも、モンベルは大丈夫。先述した通り、モンベルのショップに持って行けば、自分の背骨に合わせて背中のプレートを整えてもらえます。
臭い問題
旅先の国の臭いを帰国してからもクンクン嗅げるのは結構好きなんですが、しばらくしてから、「くせーな」と思うようになるので、これも、重曹で臭いを取ります。
そんなに気にならない程度なら、
柔軟剤ファーファでOK。
旧型より進化を遂げた新型チャチャパック
私の使っているチャチャは昔の旧型ですが、
今のチャチャは、「ここがこうなってたらなー」というところが見事に改善されています。
収納されているレインカバー
バックパックの上蓋部分にくっついて収納されているようになったレインカバー。
これはいいです。
私も、レインカバーは何度も無くしてしまったり、いざという雨の時にどこにやったか探したりするのですが、くっついていたら心配なし。
ウエストベルトにポケット付き
カミーノを歩いている時に、バックパックを下ろさずに小物を取りたいと何度思ったことが。
ウェストベルトにサコッシュを無理やりくっつけたりしていましたが、ここにジップ付きのポケットが付いていると、日焼け止めや飴ちゃんなど、入れておける!
両サイドのゴムがしっかりしてそう
だるんだるんになってしまったゴム部分も、伸びにくいように改良されてます。
この点に関しては本当に羨ましい!
おすすめの新型チャチャパック
というわけで、そんなチャチャパックはこちら
キトラパックもおすすめ
ここまで書いておいてなんですが、モンベルのキトラパックもかなりいいです。
2気室と1気室と変えれるところもいいし、
上の蓋部分が、独立して離されてウェストポーチになっちゃう機能性!
それ以外は、チャチャもキトラもほぼほぼ似たようなバックパックです。
好みで選ぶといいですね。
防災グッズ&旅グッズたち
以上、私の相棒でした!