中辺路を歩くための準備はまずこれ
前回の続きになります。
norimakiararechan.hatenablog.com
2)紀伊田辺駅横の観光センターに全てのヒントが!絶対に立ち寄ろう!
熊野古道のすべての情報がここにあります。英語ペラペラお姉さんがスタンバイ
こちらは熊野古道の主に中辺路の教科書です!
これを持たないと熊野古道は始まらないと言っても過言ではない!
私は毎回もらうので何冊もあったりします。これさえあれば、何も分からなくても歩けますのでご安心を。バスの時刻表もバスの券売機もあります。もう私のブログなんて要らないくらい…。
そして、いまや、コレさえも要らないようです。なんとこれにのっている地図は全てダウンロードできますしバスの時刻表までGETできるサイトがこちら↓
ダウンロードはするけど、やっぱり紙の地図が好きなので持ち歩く私です(昭和)
3)押印帳を手に入れておこう!そしてスタンプラリーに挑戦。
カミーノ巡礼のクレデンシャル的存在の押印帳。観光地で、適当なパンフレットの裏にスタンプを喜んで押して、そのままゴミ箱行きなんて経験ありませんか?この押印帳は大事に一つ一つ押して行き、中辺路36箇所の全てのスタンプがそろえば、和歌山県知事から「完全踏破証明書」という賞状が送られてきます。祈りの道が、若干ゲーム感覚になってしまいますが、祈りをこめて押せば許してもらえるはず。押し忘れて、汗だくで歩いた行程をスタンプを押しに戻るのも悲しいので、こちらでスタンプの場所はチェックしておくとベターです。
http://www.wakayama-kanko.or.jp/information/wp-content/uploads/2012/03/120306.pdf
なお、熊野古道中辺路押印帳は、中辺路町・熊野本宮・新宮市・那智勝浦町の観光協会で100円で販売しています。
私の場合は、観光協会の営業時間内に立ち寄れないと思われたため、熊野本宮観光協会にメールした上で、こちらから切手を貼った封筒と100円を入れて観光協会に送り、旅行前に自宅に郵送してもらいました。数年前は郵送してもらえたので、確認してみては?多分和歌山の方は優しいので対応していただけるのでは。
こういうのが各王子のそばに設置されています。スタンプ押すのって何か楽しい。
4)行くと決まったら、ある程度体の準備を。
結構ハードに歩きます。大体1日5時間~7時間、3万歩くらいでしょうか。膝や腰に爆弾を抱えているアラフォーの私は、思いついたように幽霊会員のスポーツジムに2回ほど行きます。(まるで意味なし。)でも、コースによっては長めのお散歩程度のコースもあるのでご安心を。
痩せとかないと抜けられない穴あり…(滝尻付近で穴から抜け出せない図)
5)装備をある程度準備しておこう。
昨今の山ガール、リュックサック女子のブームで皆さんそれなりに山っぽいグッズをお持ちでしょう。私が熊野古道を歩く時だけ登場するリュックは、派手な黄緑の20リットルのマウンテンスミスのリュックを使っています。もう無いかな?
あ、脱線しますが、私のリュックへのこだわりは、
- 横にペットボトルをさせるポケットがあること
- 背中側にチャックがあってリュックを下ろさずに中から物をとりだせること
この二点は絶対です!絶対条件過ぎて、今普段使いしているのは、無印の黒リュックなのですが、背中にチャックがあるのにサイドにポケットが無い以外はパーフェクトな形で、諦めきれず、手縫いでサイドにペットボトルを入れられるポケットを縫い付けたくらいです。口渇感に苛まれた時にリュックを下ろして中をガサガサ探す時間が耐えられないのでサイドポケットは必須なのです。
↓どうです?手縫いとは思えない仕上がり。まるで最初からあったかのようなポケットに包まれるペットボトル。↓
話を熊野古道に戻しますが、ものすごく軽いポールをリュックの横にさして。
では、実際のオススメルートをやっと紹介する予定。続く